真光やめたら幸せになりました

真光やめるほどじゃないけど、ちょっと疲れたな。そんなときは一息つきましょう。無理にやめなくてもいいんですよ。

わが世の春

お稲荷さんに参拝してからは、いいことづくしです。

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職場の人間関係が解決したのが、ものすごく大きいですね。

責任も増えたので大変でしたが、ようやっと一段落しました。

神社で祈念しておみくじを引くと、
秋の(かりがね)() くのは道理だけど、どうして春なのに泣いてるの?
という和歌でお答えがありました。

今の私は何もかもうまくいっています。
しかし悲しいかな。
負けてばかりの人生を送っていたので、勝利の美酒の味を知りません。

「何もかもうまく行ってるじゃないか」
と気がつくのに大分時間がかかってしまいました。

「きつね(稲荷)さんはこんなにも現世利益がある。ということはその逆もある。ちゃんと感謝しようね」
とうしおさんに諭されました。

イマイチ感謝の念が湧かなかったのは、認知が歪んで自分を負け犬だと思い込み続けていたからでした。

仕事時間のシフトが変わって困るとぼほやくとすぐ元に戻りました。
友人が去ってしまって話し相手がいないと嘆いていたら、他の友人が戻ってきました。

口に出すと何でも叶っているので調子に乗って「100億円ほしい」と騒いでいました。

「友達が来るかどうかは運であって、自分の努力と関係ない外部要因だからお願いしてもいい。
勉強は自分の努力で成すものだから、願ってはいけない。
金銭は努力でも運でも、どうにもならないから対象外」

とうしおに言われました。
「じゃあ金運ってなんだよ?」

翌日うしおと買い物に出たら、新しい飲食店が出来ていました。
ちょっとお高めでしたが、品質の高いお米を使用してるのが売りだそうで、味は良かったです。

帰宅してうしおと、「もしかしてお金が欲しいの答えがお米なのでは?」と話しました。
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古代から明治まで、年貢(納税)はお米が基本でした。お米は貨幣です。
お米が穫れない地域では他の作物や布、特産品、または普請(土木・建築工事)など労働力で納めることもありました。

余談ですが、天神さまこと菅原道真(すがわらのみちざね) 公のご先祖様は野見宿禰(のみのすくね) 様。
相撲(今で言う総合格闘技)の神様とされています。

野見宿禰も御前試合で勝つと、田んぼを拝領したりしてましたね*1

お稲荷さんと言えばお米だもの。

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結局育った環境がアレだったので、なかなか幸福になるのが難しいです。
幸せになることが受け入れられないとでもいいましょうか。
呪いのようなものです。

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お稲荷さんの現世利益

先日はお稲荷さんに参拝し、色々と現世利益をお祈り致しました。
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うしおが正気を失いかけたり色々ありましたねぇ。

私は色々と神様のおかげをいただきました。
まず嫌な上司が降格になりました。
みんなから辞めて欲しいと思われている人に限って、憎まれっ子世にはばかるものですが、これで一安心。

くじ運がないので福引きはほぼやらないのですが、神社で福みくじを引いたら三等でした。
夕方なので一等二等はすでになかったのですが、掃除道具を頂きました。
うしおには「最近掃除を頑張ってるからだね」と言われました。

後は偶然が重なって人気スターにサインをもらったり、モリモリご利益がありました。

うしおのご利益

うしおがよく通っていたラーメン屋が、閉店してしまいました。
長年通い続けていたお店なので、ずいぶんと落ち込んでいました。

その話をした日は録画したドラマを消化していたのですが、ドラマでラーメン屋がいかに大変なのかという説明がありました。
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多分神様がうしおを哀れんで、ラーメン屋の経営の苦しさを説明してくださったんだろうな、と二人で話しました。

「そんだけか?」
と思うかも知れませんね。
神様は行きつけのお店の経営状況までは変えてくださいません。お店は店主のものですし。
気持ちが納得するのも立派なご利益。

ご利益をいただいて君も真光をやめよう。
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記事改訂のお知らせ

あまりにも寒いので、「氷の世界」についての記事を加筆修正しました。
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君も井上陽水の素晴らしい歌詞に触れて、真光をやめていこうな。
2024/02/18更に少々改訂しました。

雨の山道

ときどき近場の温泉に行きます。

山の中なので道路自体が少ないのですが、まだ慣れてないのでよく道を間違えます。
その日は雨でしたが、出かけるころには止んでいました。

私は助手席でスマホ見ていましたが、顔を上げると見慣れない景色だったので、うしおに
「また道を間違えてるよ」と言いました。

十字路に看板があのお目当ての温泉の「和み村」の名前がありました。
その下にも何か書いてあったのですが、まったく目に入りませんでした。
その道を行けばたどり着けるだろうと進みましたが、なんとなく変だなと思い
車を脇道に止めてスマホで経路を確認しました。

「ごめん間違えた。元の道であってた」

さっきの看板はなんて書いてあったんだろうと思って確認すると
「和み村 ○○霊園」と書いてありました。

うしおは呼ばれて道を間違えることがよくあるのですが、自分がそうなってしまったのは初めてです。

皆さんも湿った山道はお気をつけください。

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山神案件「お稲荷さん編」

お稲荷さんにお参りしてきました。
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稲荷神社

日本で最も多く祀られているのがお稲荷様だと言われています。
主なご祭神様は「宇迦之御魂大神うかのみたまのおおかみ様」「保食うけもち神様」「御食津みけつ神様」
「ウカ」「ウケ」などは食べ物を意味します。

「稲生り」「稲成り」と稲作や農業の神様ですが、商工業が栄えると商売繁盛の神様としても崇敬されるようになりました*1
山の神様は春になると降りてきて田の神様になり、秋の収穫が終わると山にお戻りになって山神様になります。

そう、数年ぶりの山神様案件なのです。
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うしおよ、何回山に吸い込まれそうになるんだ。

キツネは春になると山から人里に現れるので、山の神様・田の神様であるお稲荷さんの使いとして神聖視されるようになったそうです。
赤い鳥居に狐とビジュアルが分かりやすいせいか、外国人が思い描く神社と言えばお稲荷さんとなっています。

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参拝を決めたら、やたらとキツネが目に入る事が多かったですね。
https://www.amazon.co.jp/%E7%87%83%E3%81%88%E3%82%88%E5%89%A3-%E5%B2%A1%E7%94%B0%E5%87%86%E4%B8%80/dp/B09WDLB58Zwww.amazon.co.jp
こういう「予告」があると、
「またうしおさんは山に吸い込まれそうになるな、絶対」と嫌な予感がするものです。
うしおさんもそれは認めていました。

「キツネさんもtenさんを呼んでる。それはいいやつだから」
と早くも何かを受信していました。

先に教会に寄ってから坂道を上って神社に行きました。
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これもちょっとした保険のつもりです。

礼儀知らずのやり直し

駐車場に着いて車から降りると、圧を感じました。
のぼり旗や鳥居が沢山あり、有名な企業の名で奉納されていました。

大昔ここに来たことがあり、「確かお揚げを買ってお供えするんだったかな」と思い出しました。

本殿前に来て、奉納された大量のお揚げを見てから買い忘れに気づいて買いに戻りました。
こういうちょっとしたなまけ心に厳しいのが武家の風土なのでしょう。

拝殿にてお揚げを献饌けんせんしました。
お揚げにはロウソクとマッチが着いてきたのですが、賽銭箱の近くには燭台が見つけられず、他の人と同じようにそのまま奉納しました。

うしおからは「縁切で有名な神社」と聞いていたので縁切りしたいことをお願いしました(由来書にそんなことは書いてませんでした)。
「色々と悪いところを改めて、よりよく生きられるように。弱い自分にさよならしてもっと強くなりたい」
と祈りました。

山神様は女神様

社務所御朱印を頂き、いくつかの摂社を参拝しました。
摂社本殿の裏にも別のお社があり、神社検定壱級の時に知った言葉が書いてありました。
「変わったお名前の神様だな」と思いつつ、案内の矢印の通りに行きました。

予想通り小さな古い祠がありました。
元々の祠の前に本殿を建立するタイプ、時々ありますね。
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祠の横には燭台があり、一つだけ献灯されていました。

(ここでロウソクをお供えしたらよかったのか。さっきお揚げと一緒にロウソクも納めてしまった)

お揚げを納める穴がありましたが、二人とも一つしか買っていなかったので、賽銭を少しはずんでお祈りしました。
終わるとうしおは苦しそうに頭を抱えていました。

「どうしたの」と言うと「頭がおかしくなりそうだ」と言いました。
(え、ここで?)
有名な神社で参拝者も多いのに、今は二人きり。条件は揃っています。
事態が飲み込めないまま、慌てて摂社から逃げ出しました。
「キツネさんが怒ってじーっと睨んでいた。ぐるぐるする」
「あのままあそこにいたら、取り憑かれてしまっていた。死ぬわけではないが、人格が破壊されたまま山を降りることになる」
また「物理的に死んでないけど魂がどっかに持って行かれるパターン」になるらしい。
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「これは狐というより山神案件。狐は山と一体化した山神様だから、山から降りて着いてくるわけではない。
だからいわゆる狐憑きとされているものはニセモノ」
「ご利益はあるしパワーを感じたが、取扱注意。
tenさんに悪い影響はないからお縋りしても大丈夫」
「ここのお稲荷さんは呼んでるけど、伏見稲荷は特に呼んでいない(伏見稲荷から勧請されたご分霊です)」
「危ない力だから裏に押し込めてる」
「危険を感じたから、tenさんと手をつないで行った」
「ロウソクには意味がある。人間は火を怖がらない。ロウソクが一つも点いていなかったら危なかった」
帰りにご祭神様を確認し、女神様だと分かりました。

なんで山神様怒ってしまうん?

宿に戻って山神様お怒りの理由を議題に会議をしました。
「お揚げもロウソクもを納めてないから」
「みんなが大きな本殿ばかり参拝してここに来ないから」
家に戻ってから確認したら、この小さな末社とその裏の祠を最初にお参りする決まりになっていました。
駐車場から入ったので目につく大きな本殿に行きましたが、本来は千本鳥居のある参道から行くと、この摂社が目の前にあるのです。

「知らなかった。初見殺しだね」
うしおも今ではそんな軽口を叩いています。

学びの旅

「有名な神社に行くより、地元の神様に足繁くお参りする方がいいよ」
という考え方自体は変わっておりませんが、たまには旅先で寺社巡りもいいものです。

うしおが言うには「旅行が久しぶりだから、神様も言いたいことが大分貯まっていた」

日常を離れてこそ自分を見つめ直すことができます。
少なくとも私は地元から遠く離れないと内省がむずかしいようです。
禅寺や教会にて己のことを反省できました。

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聖地巡礼、キリストの受難編

2023年は受難続き

昨年はあまりうまくいかないことが多く、様々なものを失いました。
信頼、金銭、健康。

「旅行をやめたのが原因ではないか?」
と思い至りました。
普段から地元の氏神様に参拝しているのですが、それだけでは足りませんでした。

地元から遠く離れないと、私は自分を見つめ直すことが出来なかったのです。

信仰の深い土地

かつての城下町は閑として、観光客も少なく大人しいものです。

小さな神社、道路脇の祠、個人宅の小さな祠。
すべてが丁寧に祀られており、町全体が信仰深い土地柄のようです。

神社では代々の藩主がご祭神様として祀られ、ずいぶん領民に慕われていたようです。
見知らぬ旅人にまで挨拶するような、礼儀正しい方々でした。

マリア観音を求めて

歩いて回れるくらいの小さな町並みに、キリスト教会が何軒かありました。
山間の教会が目的地でしたが、その前に別の教会にも寄り道しました。

敷地内にはちょっとした歴史博物館があり、メダイや書籍、手作り雑貨などが売られていました。
「お目当ての教会で買えばいいか」
と思っていたら、うしおが
「山の上の教会にお土産売り場はないから、ほしいものはここで買いなさい」
と言いました。
「山の上の不便そうな場所だし、土産物屋などという観光地らしいお店はないかもしれない。
教会についての歴史博物館がわざわざ麓にあるのだから、現地にはないだろう」と考えたようです。

後から思うとマリア様からの伝言だったのかなと。
買い物という細かいところが女性らしい気遣いです。

ちなみに教会以外の土産物屋も「代金はここに入れてください」という無人販売
形式だったので治安がよさそうでした。

教会内は誰もおらず、キリストの受難――イエスが十字架を背負い歩き、処刑されるまでを描いた絵画が飾られていました。

山の上の教会

手すりはあるものの、道は整備されていませんでした。
「財布と携帯以外置いてくればよかった」
きつい上り坂を中程まで上る頃には息を切らし、どうしてこんな重いカバンのまま上ってしまったのかと後悔しました。
視界の半分は山肌に覆われ、残りの半分は柵もない崖。

落ち葉は掃き清められており、人のいた残り香がありました。

登り切ると石碑があり、雨水を布で拭き取った痕跡がありました。
顔も知らないその人の、ここを大切に思う気持ちをくみ取ることができました。

幕府の迫害から逃れ、山の中に隠れて信仰を護り続けていた信者たち。
宗教弾圧の歴史を遺すこの場所は、なんとも言えない沈痛とした空気が漂っていました。

うしおが「納得してない空気を感じる」と言っていました。

教会内には観音様に偽装されたマリア像は優しく微笑んでいました。
かつて虐げられた人々にもそうしていたように。

神とは生き霊のようなもの

天神さまの研究によると、各地に残る伝説がすべて事実であるならば、太宰府にたどり着くのに何年もかかってしまうそうだ。
史実の道真公は1ヶ月程度で太宰府に着いている。

同じように、キリスト教のイエスさまと史実のイエスでは相当の違いがあるはずだ。

神は概念のようなもの。
概念として存在するから、史実と違っていても問題はない。
人々は癒やしと許しを彼らに求めた。
その思いが、ある意味で生き霊の集合体のようなパワーを持つ。

人々が願う限り神様は存在する。
その神様の力が宿るのが教会。

神様は本当に覚悟が決まった人の前にしか姿を見せない。
ただし苦境そのものを取り去ることはしない。
信者たちも覚悟決めてるから、別にそんなことも望んでいない。

うしおはそんなことを語っていた。

受難の説明

「彼らの大変な受難を通して、tenさんも昨年は色々受難だったねと説明してくださったんだ」

私が日々悩まされてることは些末で、どうでもいいことに振り回されすぎていると気づきました。
「小者にいちいち腹を立ててないで、もっと気高い人々をご覧なさい」

人は過ちを犯すもの。でも改めて行きましょう。
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