神社検定初級の感想と勉強方法 - 真光やめたら幸せになりました

初級満点取れませんでした！
問31間違えて49点。
壱級2回連続合格してたような私でも、やはり1点は落としますね。
ざっと見直しして18分くらいで試験終了しました。

まず、一番大きな不満点だった「最後の問題を解答すると試験終了」
これは問題の回答のボタンと、試験終了のボタンが分けられました。

また、「後でチェックする」機能がついて、見直ししやすくなりました。（これ前からありましたっけ？）
未回答の問にも色がつくので、未回答のまま終了することが防げます。

すべてマンガから出題されます。
マンガの一コマがあって、セリフや解説が一部白抜きになり、問題に対して回答していきます。

当然参級よりはやさしいレベルです。
弐級くらいだと選択肢が組み合わせになったり、似たような名前のものを並べて惑わせたりするものですが、
初級・参級だと、誤答の選択肢は存在しない捏造の名称が多いです。
よって聞き覚えのあるものを選べば正解になるようになっています。

問題数も参～壱級は100問ですが、初級は50問です。

試験というものは1問目に難問・新問・奇問を配置するのが常識です。
特に試験会場で受けると、頭が真っ白になって時間を浪費したり、その後も動揺したままになって、わかりきった問題までうまく解けなくなったりします。
初級にはそういった先制パンチがありません。

あと「間違ったものを選べ」もよく使われる手です。
問題と選択肢をよく読まない、あわてんぼうをふるい落として合格率の調整をします。
初級なのでこのパターンは少なめになっています。

基本的に、神社検定は教科書を読み込むよりも、いきなり問題集から始めていくことをオススメしています。
もちろん参級と弐級までなら、公式テキストをざざっと軽めに通読してから問題集に手をつけるのはOKです。

初級だと過去問集に3問くらいしか掲載されていないんです。

これだと初級はマンガを読むことしかできません。
過去問を解かないと、教科書を深く読み取ることができません。
何が大事なところか分からないんですよね。
出題されるところが、試験問題作成者にとって重要なところなのですから。

マンガを読み込めば合格できるレベルに調整してあるとは思いますが、マンガといってもなかなかのテキスト量があります。
当然何が大事でどのあたりが出題されるか分からないわけです。

本気で合格したい人は参級の過去問を活用しましょう。
出題範囲が同じものを選ぶのが大事です。
2022年度のように、出題範囲が「神社のいろは」なら毎年掲載されています。
中古で手に入れたものでもかまいません。

「マンガならわかる日本書紀」が試験範囲のときは、参級の出題範囲が日本書紀のときのものを購入しましょう。
第9回が該当します。
解けなくてもよいので、どういった内容を問われるのかをざざっと確認しましょう。

鳥居や本殿など境内の中にあるものの名称、
神社の名前、神さまのお名前、創建の由来、どのような神さまとして信仰されているか（航海の安全など、いわゆるご利益）
有名なお祭り、その由来や特徴。
三種の神器や皇室祭祀など。

「なかなか難しそう？」
と思うかも知れませんね。

マンガを片手に神社に参拝してみてください。

何故、鳥居があるのか。
何故、手水舎で手と口をすすぐのか。

その本殿や拝殿といった名称を知り、由来を読み、神話に親しむことで、分かるようになります。

白山さま、熊野神社、愛宕さん、お諏訪さま、香取さまなどは全国的にお祭りされている神さまです。
テキストに掲載されている神社に、一度は足を運ぶことをオススメしています。
unlearn-mahikari.hateblo.jp

今まで特に気にとめなかったこと。
狛犬の口が阿吽一対なこと。
本殿の中にある五色の布は真榊というものであること。
「八幡様は八幡造なんだなぁ」とか。