真光やめたら幸せになりました

真光やめるほどじゃないけど、ちょっと疲れたな。そんなときは一息つきましょう。無理にやめなくてもいいんですよ。

真光の元ネタ オオクニヌシは龍神様?2 海との縁編

オオクニヌシと海の縁

オオクニヌシは蛇や竜なのか?
unlearn-mahikari.hateblo.jp
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  1. 出雲は元々離島だった
  2. 蛇山
  3. 山で二回死亡
  4. 貝の神様に命を救われる

出雲はかつて離島だった

弥生時代の頃、出雲は本州と完全に離れた島でした。
また、社殿自体は一般的な神社と同じように南向きなのですが、神座は西向きだそうです。
西には稲佐の浜、国譲りの話し合いが行われた場所があります。

また、オオクニヌシの妻の一人タキリビメも海の女神です。

出雲大社と蛇

大社の背後には八雲山がありますが、古くは蛇山と呼ばれていました。
このヘビとは海蛇のことです*1

出雲大社の造営に使う材木も、海から浜に流れついたという伝承があります。
山の恵みである材木さえも、海がもたらせてくれると考えていたことが分かります*2

オオクニヌシは山が苦手説

オオクニヌシは兄神たちにいじめられていました。
赤いイノシシと騙されて、真っ赤に焼けた石を抱かされて焼け死に、赤貝の神キサガヒヒメとハマグリの神ウムガヒヒメに生き返らせてもらいました。

その後もまた兄神たちに騙されて、木の割れ目に入ったところで楔を抜かれ、挟まれて死にました。

寄せては返す命

つまり山で二度も死に、一度目は海の力で蘇ったのです。
「死と再生」もまた多くの国で、蛇がその象徴とされます(ギルガメシュ叙事詩など)。
ヘビは脱皮をしますし、冬眠してまた春になると出てくるからです。

何度も生き返り、若返りや医療ともかかわりがあるオオクニヌシ
まさに水の神様です。

*1:「松村一男『神話思考Ⅱ』P126」

*2:同P124-6