真光やめたら幸せになりました

真光やめるほどじゃないけど、ちょっと疲れたな。そんなときは一息つきましょう。無理にやめなくてもいいんですよ。

六条さんのお焚き上げ

生霊バトル六条御息所

ここしばらくは、くさくさと沈んだ気持ちが晴れませんでした。

うしおに言わせると、私は生霊に寄りつかれやすいタイプらしいです。
「気が弱くて断れない性格だからかな?」とうしおに問うと、
「それは違う。ただの体質。花粉症みたいなもの」と答えました。

ついでに言うと、生霊を感じたときには神社で頂いた塩を額に擦り付けて洗い流してます。

生霊との出会い

一年の計は元旦にありということで、お稽古ごとに通い始めました。
なかなか輪になじめなくて困っていたところを、ベテランの方によく話し相手になってもらっていました。

そのベテランを仮に六条さんとお呼びしましょう。
記憶をたどれば、初対面のときに「六ちゃんでいいよ」と言われて「距離感がおかしい人だな」と薄々嫌な予感がありました。

六条さんとは仲良くなり何やかやと教えてもらったり、悩みを話したり、プライベートで会うこともありました。
六条さんは一月ほどで教室をやめてしまい、もう使わないからと道具を譲ってくれました。
(なんだやっぱりいい人じゃないか。あれは気のせいだった)

振り返ってみれば六条さんは、技術的なことも教えてくれたついでに「この世界そんなに甘くないから」といった不快な説教をされることが再三ありました。
「私のことを思って厳しく教えてくれてるのかな」と思ったものの釈然とせず、今となっては脅しだったと思い直しました。

習い事なんて、おしゃべりするついでに来るような人もいます。
趣味で楽しく続ける人もいれば、プロを目指す本格派もいて、人それぞれです。

酸っぱいブドウ

六条さんは上手な方でしたが、プロ(志望)の生徒に対して激しい劣等感を持っていました。
「プロは自分を見下している」と恨み言をよく話していました。
そんなはずはないと疑ってはいるものの、親しくしていた方の言葉は軽信してしまうものです。

六条さんが去ってからは他の生徒さんとも打ち解け始め、やっと六条さんが私に嘘を吹き込んでいたと気付きました。
初心者を物笑いにするような人はおらず、むしろ仲間が増えて嬉しいというのが実態でした。

六条さんは他の生徒の陰口を言い、私を怖がらせて教室をやめるように仕向けていました。
うしおに理由を尋ねると「一人で教室をやめるのは悔しいから、tenを道連れにしようとした」と語りました。
そんな人間の言うことに惑わされて、大切なものを失うところでした。

六条さんは私以外の初心者にもよく話しかける社交的な人でした。人の間を取り持ち、輪を広げる世話焼きに見えました。

その心根は仲間作りとはほど遠く、プロへの嫉妬に始まり反プロ派閥を作りたかったようでした。
教室では数人程度のグループを作って共同作業をすることもあるので、信頼が大事です。
そこを分断したら楽しくもなんともありません。

ついでにうしおとの仲も裂こうとしていました。

人間関係を断つ利点

さて六条さんは何故そんなことをしたのでしょうか?

人間関係や好きなものを奪った方が、洗脳や支配がしやすいからです。
ここ大事です。「真光をやめる100の方法」テストに出ますからね。

真光をやめる100の方法

好きな人と心地よい時間を過ごしましょう。
好きなモノに囲まれたり、趣味などで明るく楽しく過ごしましょう。

真光の経典の矛盾などどうでもいいことです。
あなたが真光のことなど忘れて、あなた自身の人生を充実させることが一番大事です。

さて、大河ドラマ「光る君へ」が好きで、源氏物語の本を読むようになりました。

「嫉妬と階級の源氏物語

生霊になった六条御息所ろくじょうのみやすどころの話を読んで、
「生霊……これも何かのヒントかな。まさか六条さんは私に嫉妬していた?」
とたどり着きました。
六条さんは「教室に未練はない」と言い切っていましたが、言葉の端々はしばしや振る舞いから本音ではないと察していました。

譲ってもらった道具は怨念のwifi

私は幽霊が恐いのですが、うしおが言うには「幽霊は死んでるから恐くない」。
生霊は本人が生きているので実害があります。
特にその人が触れたものをもらうと、そばに怨念のこもった現物があるので悪影響を受けやすく、知らぬ間に蝕まれていきます。

頂き物を捨てるのは友情を捨てるようで抵抗はありましたが、もう答えは出ています。
ここで惑わされて判断を誤るわけにいきません。
ゴミに出せる日ではなかったので勝手口に置いておきました。

その夜、強風警報も出ていないのに強風が吹きました。
窓ガラスがガタガタと音を立てて「強風の季節でもないし、何か変な風だな?」とうしおに話すと、うしおも分かっているようでした。

その夜は悪夢にうなされました。
真っ暗な夜、教室に行こうとしてお稽古道具を忘れてしまい慌てて取りに帰りました。
勝手口から入ろうとするとドアの前に道具が置かれていました。
「あっ」と思うと全身がずしんと重くなり、金縛りにかかりました。
声を引き絞って目を覚まし、うしおに夢の内容を話しました。

真光の米も、家の外に置いておくだけだと、謎の存在感を醸し出していたことを思い起こします。
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竹内文書の書籍に清め塩を載せておとなしくなった思い出がよぎり、「あのときより凶暴だね」と話しました。
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稽古道具をゴミ袋に詰めて、口を縛るとおとなしくなりました。
翌日ゴミ捨て場に振り捨てるとほっとしました。

数日後、今までの暗い気持ちがなんだったのかというくらい、心が軽くなりました。
気づかないうちに重い荷物を背負わされていたような気持ちです。
うしおが「そろそろゴミの焼却所で焼かれた頃だよ」と言っていました。

数日間荒れ果てていたので、宗像三女神をお祀りする神社に参拝し、気持ちも洗われました。
うしおに「普通のおみくじと開運おみくじ、どっちにしようか」と聞いたら「開運おみくじ」と答えました。

航海の神様なので海運と開運がかけてあります。

季節は春。
まかれた種は芽吹き、花はほころび、蝶もひらひらと舞って、街は色彩を取り戻しました。

六条さんの怨念の激しさは人生初体験レベルでした。危険度で言えば妹に劣らないくらいです。
生霊に気付くのが遅れたら、きわどいところでした。

六条さんの無念を記事にして、ブログ供養と致します。
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