真光やめたら幸せになりました

真光やめるほどじゃないけど、ちょっと疲れたな。そんなときは一息つきましょう。無理にやめなくてもいいんですよ。

加湿器の断末魔

粗大ゴミ

掃除をしていたら、完全に存在を忘れていたものが奥から出てきました。
妹から押しつけられた加湿器です。

今では吹き出す蒸気が熱くないタイプが主流ですね。これは妹が先輩からもらい受けた古いものなので、蒸気が熱くなるタイプ。子供が触ると危ないから使わなくなったのです。
古いせいか業務用かと思うくらいに大きなもので、捨てるのにも処分費用がかかるので私に押しつけました。

一ミリもほしくなかったのに有無を言わさぬ雰囲気に負け、惨めな気持ちで持って帰ったことを思い出しました。見ると不愉快な気分になりますし、処分の面倒くささでとりあえずクローゼットに押し込めていたのでした。

それから何年もそいつは押入の奥で息を潜めていたのです。気持ち悪いですね。

気色が悪いのですぐ家の外に出そうかと思いましたが、うしおさんが「変に動かすとよくない。気づいたことに気づかれる」というので、回収業者が引き取りに来る日までそのままにしておくことになりました。

回収日の前日、加湿器をクローゼットから外に出すと、黒いオーラがプーンと漂います。本体は白いのですが、なんだか黒く見えます。真光信者の顔のように黒いのです。
家の前に出しておきましたが妙に存在感があります。セリフをつけるなら「チッ、気づいたか」でしょう。

この加湿器、別に道場で使っていたというわけではなく、妹が使っていただけです。たかがそれだけなのにずいぶん邪悪な感じがしますね。
これが真光とのアンテナの中継地点の役割を果たしていたようです。何を言っているんだと思われるでしょうが、そういうものなのです。

回収完了

無事回収されて一安心。しかしそれからなんだか額がむずむずします。
特に真光のイベントもなく、母や妹にも特に動きがないので思い当たるふしがありません。これが数日続きました。

やたらと暑くて体調を崩しました。うしおさんも体調が悪くなりました。
そして寝る前にとても悲しい気持ちになりました。
「どうして悲しいの?」
「今日が終わるのが悲しい」
「日曜の夜なら分かるけど、今日は平日だよ? 何もないでしょ」
「あれ? 変だなあ」

インスピレーション

違和感を感じてうしおさんの霊感タイムが始まります。

「加湿器が処分されたくなくてもがいているんじゃないかな? 回収に出されたくない感じがしたし。
加湿器があがいたから額がむずむずしたんでしょう。回収してから何日か経って、処分されそうになったから突然悲しくなった。加湿器の念波が飛んできてtenさんがキャッチしたんだろうね」

翌日からは何事もなかったようにすっきりとしました。

「加湿器が処分されたのですっきりして心が明るくなったんだよ。
あのパンダの話は意味がある。パンダと同じように処分されたくなくてもがいたんだよ」
unlearn-mahikari.hateblo.jp
「体調が悪かったのもそのせいかもしれない。異様に暑がっていたよね?」
「熱が出るから」と押しつけられた加湿器でした。

うしおさんの体調が悪くなったのはとばっちりだそうです。うしおさんの方が霊感が強いので敏感なのでしょう。

ずっと我が家で潜伏していた真光の罠。
お古をもらっただけでこんなに悪影響があるとは誰が予想するでしょう。

真光と直接関係のないものをもらっただけでこの騒ぎ。ノリゴト集などの教典、真光誌はさっさと捨てた方がいいですよ。