試験まであと一ヶ月
受験日が迫ってきました。
そろそろ効率的に試験勉強をしなければいけません。
神社検定のコツを書いている人はあまりいません。
あっても情報が古かったりで、参考になるものが少ない印象です。
多分、神社検定を受けるような人はブログを書かないのでしょう。
統計資料は役に立つ
問題集の最後に統計資料がついていますが、読んだことはありますか?
第5回の問題集の、P252の得点別集計2級をご覧ください。
何点取れた人が何人なのかが集計されています。
だいたい61~75点にばらけているのが分かります。
P249を見るとこの回の平均点は63.3点。
合格点は70点です。
合格点にあと数点足らないように作られていることが分かりますね。
つまり、試験問題を作成する側が、作り慣れていると言うことです。
合格しても再度受験できるとはいえ、大半の人は再受験しないでしょう。
合格者が多すぎれば、来年の受験者が減ってしまいます。かといって難易度を上げすぎると、これまた諦めてしまいます。
ちなみに第6回弐級の合格率は39.0%です。
正答率を役に立てよう
さて、試験作成者は平均点が62~64点になるように問題を作っているようです。
そうなると、「簡単な問題」「まあまあ勉強したら解ける問題」と「よく勉強しないと間違える問題」「そんなの分かるか!」などの様々なレベルの問題を織り交ぜて作成することになります。
以前にも書いたように、試験には意地の悪い難問が出題されます。これは神社検定に限らずどの試験も同じです。
もちろん合格点よりちょっと下の点を取らせるためです。
難しい・簡単の基準は何かと言うと、巻末の正答率がその答えになります。
その境目は多くの試験と同じように30%です。
具体的に説明しましょう。
第6回の弐級正答率を見ると、正答率30%以下のものが4問。
正答率30%以下のものは落とすため、取らせないための問題です。
過去問ではあまり出ないような細かいところを聞かれて、受験者は動揺します。
逆に言うと、目新しい問題であっても一度出れば過去問です。
対策されてしまうので、動揺させるという目的は果たせなくなります。
来年はまた新たな難問が出ます。
諦めが肝心
大事なことは、何でも答えられるようにたくさん勉強して教科書を丸暗記することではありません。
難しい問題ができたら「これは落としにかかってるな」と判断して次に行くことです。
試験は基本的に100点が取れないように出来ています。
合格点が取れればよいのです。
さて、続いて正答率が30~40%のものが12問。合わせて16問です。
仮に40%以下の問題をすべて間違えても、40%以上のものが正解なら84点取れるわけです。
ちなみに第5回は30%未満が5問、40%以下が3問。合計8問です。
資格試験の問題集などでは、問題文とともに正答率が書いてあることが多いです。
そういう受かる・受からないがシビアなものは、正答率を参考に勉強していくものなのです。
というわけで皆さんも問題集に正答率を書いたり、30%未満のものには印をつけたりするとよいでしょう。
※何%以下を足切りするかは、級数にもよります。
繰り返しますが試験日まで日数があまりありません。
ここからは何を捨てるかを考えなくてはいけません。
100点を取ろうとして勉強時間を増やして睡眠時間を削り、当日は朝寝坊なんてことがないように。
「何を馬鹿なことを」と思ってはいけません。
自分のこととなると案外こんなものです。
その辺のことは参級のコツと同様なので、試験前にお読みいただければと思います。
unlearn-mahikari.hateblo.jp
おまけ
神社検定のtwitterアカウントがあります。
豆知識やプチ検定などをツイートしてるので参考になりますよ。
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