真光やめたら幸せになりました

真光やめるほどじゃないけど、ちょっと疲れたな。そんなときは一息つきましょう。無理にやめなくてもいいんですよ。

山神案件「お稲荷さん編」

お稲荷さんにお参りしてきました。
inari.jp

稲荷神社

日本で最も多く祀られているのがお稲荷様だと言われています。
主なご祭神様は「宇迦之御魂大神うかのみたまのおおかみ様」「保食うけもち神様」「御食津みけつ神様」
「ウカ」「ウケ」などは食べ物を意味します。

「稲生り」「稲成り」と稲作や農業の神様ですが、商工業が栄えると商売繁盛の神様としても崇敬されるようになりました*1
山の神様は春になると降りてきて田の神様になり、秋の収穫が終わると山にお戻りになって山神様になります。

そう、数年ぶりの山神様案件なのです。
unlearn-mahikari.hateblo.jp
うしおよ、何回山に吸い込まれそうになるんだ。

キツネは春になると山から人里に現れるので、山の神様・田の神様であるお稲荷さんの使いとして神聖視されるようになったそうです。
赤い鳥居に狐とビジュアルが分かりやすいせいか、外国人が思い描く神社と言えばお稲荷さんとなっています。

www.youtube.com

参拝を決めたら、やたらとキツネが目に入る事が多かったですね。
https://www.amazon.co.jp/%E7%87%83%E3%81%88%E3%82%88%E5%89%A3-%E5%B2%A1%E7%94%B0%E5%87%86%E4%B8%80/dp/B09WDLB58Zwww.amazon.co.jp
こういう「予告」があると、
「またうしおさんは山に吸い込まれそうになるな、絶対」と嫌な予感がするものです。
うしおさんもそれは認めていました。

「キツネさんもtenさんを呼んでる。それはいいやつだから」
と早くも何かを受信していました。

先に教会に寄ってから坂道を上って神社に行きました。
unlearn-mahikari.hateblo.jp
これもちょっとした保険のつもりです。

礼儀知らずのやり直し

駐車場に着いて車から降りると、圧を感じました。
のぼり旗や鳥居が沢山あり、有名な企業の名で奉納されていました。

大昔ここに来たことがあり、「確かお揚げを買ってお供えするんだったかな」と思い出しました。

本殿前に来て、奉納された大量のお揚げを見てから買い忘れに気づいて買いに戻りました。
こういうちょっとしたなまけ心に厳しいのが武家の風土なのでしょう。

拝殿にてお揚げを献饌けんせんしました。
お揚げにはロウソクとマッチが着いてきたのですが、賽銭箱の近くには燭台が見つけられず、他の人と同じようにそのまま奉納しました。

うしおからは「縁切で有名な神社」と聞いていたので縁切りしたいことをお願いしました(由来書にそんなことは書いてませんでした)。
「色々と悪いところを改めて、よりよく生きられるように。弱い自分にさよならしてもっと強くなりたい」
と祈りました。

山神様は女神様

社務所御朱印を頂き、いくつかの摂社を参拝しました。
摂社本殿の裏にも別のお社があり、神社検定壱級の時に知った言葉が書いてありました。
「変わったお名前の神様だな」と思いつつ、案内の矢印の通りに行きました。

予想通り小さな古い祠がありました。
元々の祠の前に本殿を建立するタイプ、時々ありますね。
unlearn-mahikari.hateblo.jp
祠の横には燭台があり、一つだけ献灯されていました。

(ここでロウソクをお供えしたらよかったのか。さっきお揚げと一緒にロウソクも納めてしまった)

お揚げを納める穴がありましたが、二人とも一つしか買っていなかったので、賽銭を少しはずんでお祈りしました。
終わるとうしおは苦しそうに頭を抱えていました。

「どうしたの」と言うと「頭がおかしくなりそうだ」と言いました。
(え、ここで?)
有名な神社で参拝者も多いのに、今は二人きり。条件は揃っています。
事態が飲み込めないまま、慌てて摂社から逃げ出しました。
「キツネさんが怒ってじーっと睨んでいた。ぐるぐるする」
「あのままあそこにいたら、取り憑かれてしまっていた。死ぬわけではないが、人格が破壊されたまま山を降りることになる」
また「物理的に死んでないけど魂がどっかに持って行かれるパターン」になるらしい。
unlearn-mahikari.hateblo.jp
「これは狐というより山神案件。狐は山と一体化した山神様だから、山から降りて着いてくるわけではない。
だからいわゆる狐憑きとされているものはニセモノ」
「ご利益はあるしパワーを感じたが、取扱注意。
tenさんに悪い影響はないからお縋りしても大丈夫」
「ここのお稲荷さんは呼んでるけど、伏見稲荷は特に呼んでいない(伏見稲荷から勧請されたご分霊です)」
「危ない力だから裏に押し込めてる」
「危険を感じたから、tenさんと手をつないで行った」
「ロウソクには意味がある。人間は火を怖がらない。ロウソクが一つも点いていなかったら危なかった」
帰りにご祭神様を確認し、女神様だと分かりました。

なんで山神様怒ってしまうん?

宿に戻って山神様お怒りの理由を議題に会議をしました。
「お揚げもロウソクもを納めてないから」
「みんなが大きな本殿ばかり参拝してここに来ないから」
家に戻ってから確認したら、この小さな末社とその裏の祠を最初にお参りする決まりになっていました。
駐車場から入ったので目につく大きな本殿に行きましたが、本来は千本鳥居のある参道から行くと、この摂社が目の前にあるのです。

「知らなかった。初見殺しだね」
うしおも今ではそんな軽口を叩いています。

学びの旅

「有名な神社に行くより、地元の神様に足繁くお参りする方がいいよ」
という考え方自体は変わっておりませんが、たまには旅先で寺社巡りもいいものです。

うしおが言うには「旅行が久しぶりだから、神様も言いたいことが大分貯まっていた」

日常を離れてこそ自分を見つめ直すことができます。
少なくとも私は地元から遠く離れないと内省がむずかしいようです。
禅寺や教会にて己のことを反省できました。

unlearn-mahikari.hateblo.jp
unlearn-mahikari.hateblo.jp
unlearn-mahikari.hateblo.jp
unlearn-mahikari.hateblo.jp
unlearn-mahikari.hateblo.jp
unlearn-mahikari.hateblo.jp