真光やめたら幸せになりました

真光やめるほどじゃないけど、ちょっと疲れたな。そんなときは一息つきましょう。無理にやめなくてもいいんですよ。

嘘つき営業マンが正直者に? 三社託宣

八幡大神と正直不動産

「正直不動産」というマンガが面白かったので紹介します。

正直不動産のあらすじ

主人公、永瀬財地はやり手の不動産営業マン。
嘘をついて客を騙し、売上No.1にまで上り詰める。
そろそろ課長に昇進するかも、というところで祟りで嘘をつけなくなってしまう。

なんでも正直に言ってしまうので、客は怒らせる、彼女にはフラれる、同僚の商談までぶち壊す始末。
これじゃ昇進どころかクビ寸前。
嘘だらけの不動産業界で、嘘をつかずに成績を上げられるのか?
……というお話です。

正直者の頭に神が宿る

さてここからが本題です。
このマンガの3巻22話で

「正直の頭に神が宿る!? 俺の頭に宿っているのは、貧乏神だ」

というセリフがあります。

この神とは八幡大神である応神天皇誉田別尊ほんだわけのみこと)を指します。
八幡の神は「正直者の人の頭をすみかとする*1」「正直者の首の上に住むなり*2」と言われています。

さて、永瀬は嘘がつけないならと開き直って、正直営業にやり方を改めます。
濡れ手で粟はなくとも、良心も痛まず、顧客ともよい関係を築いて地道に成績を伸ばしていきます。

これは三社託宣のうち天照大神の神託、

「謀計は眼前の利潤たりといえども、必ず神明の罰に当たる。正直は一旦いったん依怙えこに非ずと雖も、ついには日月のあわれみこうむる」

という精神の表れかもしれません*3

家やマンションがほしい、アパートを借りたいと言う人は読んでみるといいですよ。

ちなみに三社託宣は神社検定弐級の範囲です。

正直になって真光をやめよう

皆さんも自分に正直になって、真光を退会していきましょう。

「真光に関わる時間がもったいないので退会します。
これからは、明るく楽しく生きていきますので心配ご無用!」

「引き留められるかも?」なんておどおどすると足下を見られます。
あっけらかんと言えば、案外引き留めようがないかもしれません。

正直になれば頭に神様が住むかもしれません。
その前に、頭の中から悪いものを捨てましょう。
まずは空きスペースを作らないと、何も入れられませんからね。

いらないものを捨てよう

過去、恨みつらみ、憎しみや怒り。

なんとなく捨てられなかったおみたまや祈言集。
定期的に巡回していた批判サイトのブックマーク。
あなたの「今」の人生に必要ですか?

*1:八幡愚童訓。読みやすくするため、原文のカタカナは全てひらがなに変えました。出典は「神社のいろは続」 P109

*2:東大寺八幡縁起。出典は同上

*3:出典は同上