先日ご紹介した「有職装束大全」ですが、神社検定的に役に立ちそうかの紹介です。
unlearn-mahikari.hateblo.jp基本的には衣装のみ
まずは、「有職装束大全」にはその名の通り衣装の話しか載っておりません。
しかし神社検定の教科書は、文字ばかりで、写真は少なくあったとしても白黒です。
壱級ともなると用語の解説自体があまりありません。
この「有職装束大全」には神職の装束はもちろん、皇族や即位の礼の装束も載っています。
などの歴史や変遷が記載されています。
個人的に驚いたのは
「『
木綿 』はコットンのことではなく、クワ科の楮 や梶の繊維である」
神社検定において、衣装自体が問われる場面自体はそれほどありません。
壱級祭祀編なら大嘗祭などの重要な祭ぐらいでしょう。
命婦の装束や領巾を知らなくても試験は受かるかもしれませんが、知っておいた方が覚えやすく理解も深まるでしょう。
なかなかいいお値段なので、こういうときは図書館に頼るとよいでしょう。