くにつがみの和歌を翻刻(解読)しよう
「
安心してください。
初期の起動画面のイラストにありました。*1

この右上の「国津神」の左隣部分です。

和歌の部分を拡大した画像です。
花札のような絵柄ですが、空から山に向かって穢れの文様(立涌に水玉)が降りてくる場面が描かれています。
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世代の体力が尽きたときに画面を覆うのと同じ文様です。
これはくずし字フォントではなく直筆に見えます。
和歌の文面
「くにつ神」まではすぐ読めたのですが、後はよく分かりませんでした。
くにつ神
— 【公式】 祇(くにつがみ):Path of the Goddess (@Kunitsu_Gami_JP) 2024年5月27日
光を受けし
人の世の
歩みに穢れ
闇に哭く聲https://t.co/ljEqeEU2iy#祇 #くにつがみ #Kunitsu_Gami pic.twitter.com/kQmOb0z0wa
おそらくこのポストが答えと思われます。
翻刻
くにつ
光を受けし
人の世の
歩にけがれ
闇に
拙訳
私の解釈です。
くにつ神とは、畏哭である。
人は鬱蒼とした山を切り開いて地に光が差した。発展し、進歩した世の中だが、光は闇を生み出す。人は欲を持ち穢れを生み出し、救いを求めて泣き叫ぶ声、「畏哭」となった。
この和歌は
この世界での「くにつ神」とは何か? という説明になっています。
「光を受けし」とは
明光峠の「かつての禍福の山にていち早く明光を浴びた峠」や杣人の絵馬「かつて土地に光を与えた」とあるように山を開拓したことです。
人にとっては喜びでも、
穢れ断ちの祭祀を執り行うことで山神の許可は得たものの、絵巻にも描かれているとおり、人々は豊かな生活を送るために過剰な開発や乱獲をし続けました。
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大いなる山祇さまへ信をいたし
この身を献上しまする故
村々は平穏と繁栄の糧を
今日も与えられ給へ
「人身御供をしてでも食い扶持が欲しい」と言う始末です。
畏哭に身を落とすのも当然でしょう。
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*1:今は別のイラストに差し替えられており、、前のイラストがゲーム内で見られなくなってしまいました。