真光の元ネタ
オオクニヌシは龍神様?
真光のイズノメノオオクニタマオオクニヌシと龍神についてのお話をしてきました。
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という主旨でしたね。
その後調べていきますと、オオクニヌシは海蛇や竜蛇と縁が深いことが分かりました。
オオクニヌシと海の縁
スクナビコナとオオクニヌシ
オオクニヌシが出雲の美保の岬にきたときに、小さな神スクナビコナと出会います。
スクナビコナは天のカガイモの船に乗り、蛾の衣をまとっていました。
名を聞いても名乗らないので、物知りのクエビコ(かかし)に聞いて、「カミムスヒの御子スクナビコナです」と教えてもらいました。
カミムスヒはスクナビコナに、「オオクニヌシ(アシハラノシコオ)と兄弟になって国を造り固めなさい」言いました。
カガイモは蔓草でヒトデのような花が咲きます。
ツルはヘビのようにうねっていますし、大蛇の古名を「カガチ」と言います。
さて、オオクニヌシはスクナビコナと協力して国造りをしていましたが、スクナビコナは海の向こうのにある、永遠の理想郷である「常世の国」に去ってしまいました。
オオモノヌシとの出会い
四魂 とは
ここで四魂とは何か解説しましょう。
魂には四つの側面があります。
- 神霊の穏やかな側面を表す「
和魂 」 - 活発な「
荒魂 」 - 幸いをもたらす働きの「
幸魂 」 - 霊妙な力で万事を知る「
奇魂 」
日本書紀ではこのように、オオモノヌシとオオクニヌシが同一のように書かれています。
オオクニヌシがおごり高ぶって荒魂が活発になりすぎ、和魂のオオモノヌシがたしなめる自問自答のシーンとも言えます。
古事記編
オオクニヌシが、
「わたし一人でどうやってこの国を作っていくことができるのだろうか。どの神となら、わたしとともにこの国を作っていけるだろうか」*4
と悩んでいると、光り輝きながら海から近づく神オオモノヌシが現れて
「きちんと私を祀るならば、協力して国作りをしよう。そうしなければ、国を完成させるのは困難であろう」*5
と言います。
日本書紀に比べて古事記のオオクニヌシは弱気ですね。
スクナビコナやオオモノヌシなど、パートナーと協力して本領発揮するタイプの神様なのでしょう。
まとめ
オオクニヌシはオオモノヌシと同体あるいはパートナー。
オオモノヌシはヘビ
真光の神の正体に迫るシリーズ
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