真光やめたら幸せになりました

真光やめるほどじゃないけど、ちょっと疲れたな。そんなときは一息つきましょう。無理にやめなくてもいいんですよ。

書評「「神様」のいる家で育ちました~宗教2世な私たち~」

「神様」のいる家で育ちました~宗教2世な私たち~

これはもう皆さん是非購入して読んでください。
以上です。

宗教2世の苦しみ

宗教2世は近年やっと声を上げ、その被害を訴えるようになりました。
「信教の自由」と「親権」という言葉で、子供たちへの虐待が見逃されてきました。
宗教の名の下に、子供たちの信仰の自由をはじめとする内心の自由が侵害されています。

思春期になれば「あいつ変だ」と言われ、普通の子供たちと交わることも難しくなります。
友達とくだらない話をして、笑い合って、勉強したり、部活に打ち込んで、恋をして……
様々な価値観に触れて、経験をする機会を奪われます。

人間関係が貧しく、人生経験も少なければ、精神もそれなりにしか成長しません。

私は人と関わることが怖くて仕方ありません。
関わり方も分からないし、何より他人と関わっていいのか、他人に自分が受け入れてもらえるのか、怖くてできないのです。

連載中止

元々「『神様』のいる家で育ちました~宗教2世な私たち~」は、WEBで連載されていました。

しかし、私がそれを知ったのは、とある教団からのクレームで連載中止になった後のことでした。
カルト宗教はよく削除依頼をしたり、スラップ訴訟をしたりします。

私は、言論には言論で反論すればよいとしか思っておりません。
事実無根や誹謗中傷と思うのなら、どこが事実と違うのかなど具体的にコメントを出せばよいと思います。

真光の回もあったというのに、おかげで見ることができませんでした。
クレームがついた話以外も、すべて公開停止になってしまったのです。
表現の自由は重要な人権ですが、それが侵害されました。

いないことにされるカルト宗教の被害者たち

親や教団から傷つけられ、やっと被害者たちが声を上げても、こうやってかき消されてしまうのです。
私たちは、ずっといないことにされてきました。

教団への誹謗中傷、事実無根、信教の自由の侵害?

私たちは信教の自由を奪われ、内心の自由を奪われ、その苦しみを甘んじて受け入れてきたというのに。

勇気を振り絞ってもこのような扱いで、再び意思を折られてきた元信者たちがどれだけいたことでしょう。
私たちは、つらかったと告白する権利すらないのでしょうか?

辞めた後も踏みつけられる元信者たち

統一教会の元2世信者の方が、解散を訴える記者会見を開きました。

www.youtube.com
会見中に、両親の署名付きの会見中止要請が送られました。
しかもその元2世信者の方に対して、

「彼女は精神に異常をきたしてしており」
「多くのウソを言ってしまうようになってしまって」

もう傷口に塩どころか、斧でたたっ切るぐらいのひどい言葉を送りつけてきました。
ここで折れずに会見を続けた彼女は、なんと強いことでしょう。

海外のメディアを招いた会見の場ですら、人間とは思えないような文言を送りつけるくらいです。
他人の目がない普段はどうなのか、推して知るべしというところでしょう。

連載中止を乗り越えて

「『神様』のいる家で育ちました」は2022年10月6日に文藝春秋社から出版されました。

文藝春秋社には心より感謝しております。

宗教団体への配慮はしつつ、その苦しみを受けた子供たちが主人公となっています。
絵柄はマイルドながらも、なかなか重い内容です。

「神様」のいる家で育ちました 〜宗教2世な私たち〜 (文春e-book)
unlearn-mahikari.hateblo.jp
unlearn-mahikari.hateblo.jp
unlearn-mahikari.hateblo.jp
unlearn-mahikari.hateblo.jp
unlearn-mahikari.hateblo.jp
unlearn-mahikari.hateblo.jp
unlearn-mahikari.hateblo.jp
unlearn-mahikari.hateblo.jp
unlearn-mahikari.hateblo.jp
unlearn-mahikari.hateblo.jp
unlearn-mahikari.hateblo.jp
unlearn-mahikari.hateblo.jp
unlearn-mahikari.hateblo.jp
unlearn-mahikari.hateblo.jp
unlearn-mahikari.hateblo.jp