生き霊との長期戦
しばらく生き霊に苦しんでいました。
気分が暗くなったり、体調を崩したりというのは何度か経験があります。
今回は期間も長く、小さいケガとはいえ流血したりとかなり悪質でした。
生き霊案件のときに頼る戦国武将にお参りしても不調が続き、いよいよ困ってしまいました。
そのことばかり考えて思考力が落ち、仕事のミスも増えました。
豪傑戦国武将にお縋りする
そこでまた、別の戦国武将をお祀りしている神社に参拝しました。
うしおさんや私が調子の悪い部分に御利益があると言われています。
かなりさっぱりはしたのですが、神社からの帰り道にとても嫌な光景を見てしまいました。「悪質なやつだな」とぞっとしました。
その後も身体が変に痛くなったり、色々ありました。
生き霊って本人の性格が出るんですよね。粘着質で延々しつこく様子をうかがうし、卑怯千万。
敗因
おそらく、ゲームをクリアしてやめてしまい、明るく楽しく過ごすことを忘れたのが最大の敗因でした。
娯楽はただの暇つぶしですが、明るく楽しく過ごすと変なものが寄りつきにくくなります。
娯楽は心の健康を保ちます。
大蜘蛛の様子見
そんなことで延々と苦しんでいましたある日のこと、うしおさんが大声を出して驚いていました。
何が起きたのか聞くと「来ない方がいい。30cmぐらいのばかでかい蜘蛛がいる」と教えてくれました。
相当パニクっていましたが、なんとか家の外に出してくれました。
「目が合った」と言っていました。
昆虫は複眼だから目が合うことはないんですが、視線を感じたそうです。
小さい虫なら家に入ることはよくあります。
「さすがにそのサイズの蜘蛛が入るわけないのにな」と思いましたが、台風で網戸を外したままになっており、その日は昼間に窓を開けて換気をしました。
そのとき入ったのかもしれません。改めてどれくらいの大きさか聞いたら実際には15cm~20cmぐらいだったようです。
色々考えた結果、おそらくお参りした神社の戦国武将が、「私のことを心配して、様子を見に来たのではないか」という結論になりました。
「生き霊が悪質で手強いから、大きな蜘蛛になって来たんじゃないかな」とうしおさんが言っていました。
このご祭神さまは色々と豪傑伝説が残っておられる方で、性格が素直で単純なところがあります。
「強いから大きい蜘蛛の方がいいだろう」と思って大蜘蛛の姿でお出ましになったのではなかろうかということです。
ただ、うしおさんがかなりショックを受けたので、神棚にお祈りし、見守っていだだいたお礼を申し上げました。
そして「大きいとびっくりするので、いらっしゃることがあれば小さめでお願いします」と添えました。
小さい蜘蛛
翌日は会社で小さくてきれいな柄の蜘蛛を見かけました(会社の中で蜘蛛を見たことはありません)。
家に帰ると玄関ドア横に、まるで悪いものの侵入を防ぐかのように小さな蜘蛛がいました。
昨日お祈りしたとおり、蜘蛛は小さくなりましたし、驚かないようにと気を遣われたのか、きれいな柄の蜘蛛でした。
たかが人間ごときに配慮いただきかたじけない。
妙に爪の伸びが早くなったりはしましたが、生き霊は去ったようでした。
戦国武将の神社にお礼参りに行き、ちょっぴり掃除もしました。
部屋の空気も良くなり、うしおさんと「最近は蜘蛛を見なくなったね。ご祭神様(蜘蛛)が追い返してくださったんだね」と話していました。
蜘蛛リターンズ
本屋で気になるテーマの本があったので購入しましたが、中身が結構なヘイト本で疲れてしまいました。
「買ったばかりだし、いいところもあるし」と捨てるのにかなり抵抗がありましたが、捨てたらすっきりしました。
夜もなかなか寝付けず、気分がかなり暗くて沈んでいたので、うしおさんが氏神様にお参りに行こうと言いました。
うしおさんの車に乗ると、なんと7cmぐらいの少し大きい蜘蛛が窓に張り付いていました。
これもきれいな色の蜘蛛でした。
「あ、また生き霊に困ってるからお守りして頂けたんだな」と思いました。
念入りに? 車を蜘蛛の糸で一周ぐるっと巻いてありました。
このまま走ると道路に落ちそうなので、うしおさんが窓から下ろして、しばらくしたらどこにも見えなくなりました。
たまには、こういうよく分からないことも起きます。
神様は大体よく分かりません。
元人間だと多少わかりやすいところもありますが、最終的によく分からないことも多いです。