真光やめたら幸せになりました

真光やめるほどじゃないけど、ちょっと疲れたな。そんなときは一息つきましょう。無理にやめなくてもいいんですよ。

雨の山に行くとスネた神様がガン飛ばしてくる

大自然

うしおさんと大自然満喫しに出かけました。
夏の盛りですが、天気は曇りで過ごしやすくなりそうです。

ランチを食べにカフェを目指してドライブ。その店のすぐ近くに鳥居がありました。
「あ、これあかんやつだ」
と二人で話しました。鳥居はそれなりの大きさがあるのですが見るからにご機嫌斜めな雰囲気です。注連縄は朽ちていて、田畑が周りにある割にはきちんとお祀りされていないようです。立派な鳥居の割には地図にすら載っていません。

カフェに無事到着。居心地がよく、店の方もやさしい方でした。
料理をのんびりと待つ間に本を手に取ると、遠い国のキリスト教徒の写真集でした。文化が独特すぎて、欧米のキリスト教とはイメージがかなり違いました。最近はキリスト教とのご縁を感じる流れだったので、「これも出会いかな」と思いました。

食事を終えて次はお寺を目指します
道の途中で歴史博物館の看板が目に入りました。
去年このあたりに来たときに、「ここに行きたいね」と話したのですがそのときは時間がなくて行き損ねたといういきさつがあります。
うしおさんが「後で行こう」と言いました。ずいぶん楽しみにしているようでした。

お寺に着きましたが、うしおさんがさっき昼ご飯を食べたお店に携帯電話を忘れてしまいました。私のスマホからお店に電話をかけて「後で取りに行きます」と話をしました。

眼病治癒の御利益があるお寺

寺に無事参拝してお礼を述べました。
看板にご祭神である戦国武将のエピソードが書かれており、目の病気に御利益があるそうです。ちなみにこの時点で謎のオートガードが発動しています。
地元の人にきちんと祀られているようで、安らかな感じがしました。ご朱印帳を持ってきましたがご朱印はいただけずちょっと残念。

ここら一帯はキャンプ場や釣りスポットがあるようなところなので、一日中山道を走っています。天気予報では雨が降らないと言っていましたがとうとう小雨が降り出しました。

雨の山というかなり悪い条件なので、「またうしおさんが呼ばれるかも知れないな」と頭の片隅にとどめておきました。晴れていると油断しますから逆によかったかも知れません。
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カフェで休憩

歩き回って疲れたので、近くの喫茶店に入ってすてきな時間を過ごしました。ちょっと高めでしたがゆったりとくつろげました。
ここで糖分とカフェインを摂って休んだのは、謎のオートガードが発動したからかしれません。

白い花が咲いている道をドライブし、歴史博物館を目指します。Google Mapsで調べたら違う名前の施設がヒットしたので、ちょっと嫌な気分になりました。名前からしてなんだかアレな感じが漂います。
ネットで検索し直したところ、通称名と正式名の違いだったので場所自体は合っており、安心して道案内に従って行きました。

乱暴な運転

安全運転のはずのうしおさんが、黄色信号なのにブレーキを踏まずに勢いよく左折し、曲がる瞬間には赤信号になってしまいました。
時間にはまったく余裕がありますし、後ろからあおられていたわけでもありません。急ぐ理由もないのに変だなと思ってうしおさんの顔を見ると「ついあせってしまいました」と言いました。
後から聞いたら、本人はこの発言を覚えていませんでした。話し方も丁寧語で、まるで他人と話しているようです。

博物館、閉店

観光シーズンだと言うのに施設はお休みでした。
「じゃあ帰ろうか」と思いきやうしおさんは奥に車を進めていきます。
駐車場の奥に行くと第二駐車場があり、その奥に古代の史跡があると看板に書かれています。車で入れるようですが、またもやギリギリ一台しか通れません。
事務所のようなものがありましたが、人気はありません。看板によると発掘調査の事務所でした。

史跡と嫌な予感

視界の開けた場所から林に入ります。
頭の中で悪い想像が働きます。「古代だから労働環境が悪くて死人も出ただろうなあ」「きっと事故もあっただろうなあ」「雨の中の山だし、これは呼ばれているんじゃないか」とか。

うしおさんに、「これは進んで大丈夫なの?」かと聞いたら大丈夫と答えました。
「もう戻れないし、Uターンもできないから行くしかないよね」
うしおさんはこの辺の会話はうろ覚えでした。思考停止して絶望的な気持ちだったそうです。

数十メートル進むと行き止まりなのか赤い線が見えました。行き止まりならこの狭い道をバックで戻らなければなりません。舗装された道をはずれるとガタっと段差があって危険です。
うしおさんがUターンできるか道を見てくると行って車を出ました。
雨の山でうしおさんを一人にするのは危険です。
去年の山の事件のときも、車を出なかったから助かった面があります。
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すぐに私も車から出てうしおさんを追いかけました。
看板を見るとまっすぐに進めないだけでT字路になっています。奥に行くと千人○○(よく見ていない)と書いてありました。
うしおさんはこちらを見て「切り返せるから戻れるよ」と言いました。
道幅がシビアでガードレールもないので、私が車の誘導をして無事に戻りました。雨に濡れるのを気にしている場合ではありません。

林から博物館前に戻る頃にはうしおさんが「やっぱり呼ばれていたよ。とても後ろ髪を引かれる。あの千人○○って書いてあるの、あれが境目だよ。人数が書いてあるのがもうやばいって理性が働いた」
やっぱり嫌な予感というのは信じた方がいいですね。ご朱印帳も持っていてよかったなぁと思いました。
「だから大丈夫かって確認したんだけどなあ」と私が聞くと、
「山に呼ばれたときには正気を失ってしまうから、これからはtenさんが判断してほしい」とうしおさんが言いました。
「まあ、今回は人間だから大したことないよ」
「たくましくなったねえ」
そういう時期だったので、寂しくて供養でもしてほしかったのでしょう。

携帯電話の罠

携帯電話を引き取りに昼ご飯を食べた店に再度行きます。
見慣れた道を戻り、うしおさんが「昔から携帯電話だけは一度も忘れたことがない。さっきの神様が呼んでたから、忘れ物させたんだよ」と言いました。
「今日はよく呼ばれるなぁ」と思いながらさきほどの神社の手前を通ると、なんだか雰囲気がむぉおーんと怒ってる感じが強くなっています。さっきは曇りでしたが今は雨が降っているせいでしょうか。

奥に何かがいる。暗さが異様に暗かったです。
「なんかさっきよりやばいね」と私が言うと、
「今目があった」
うしおさんがギャーと叫んでどうしたのか聞くと「目が刺すように痛い」と言いました。よく事故りませんでしたね。
この手の事件の時は「殺意はあるけど敵意や悪意はない(そもそも人間との倫理観を共有していない)」ものなのですが、今回は明確な悪意を感じたそうです。
「単なる通りすがりで関係ないのに、なんでこんなことになるんだ」というのは人間の考え方です。なんか悪いものがたまってるししょうがないんですよ。うしおさんが言うには元々あらぶってたわけでもないようですし、祀られないうちにおどろおどろしい感じになってしまったのでしょう。

お店で携帯電話を受け取って、神社を見ないようにして通り過ぎました。
目の御利益の寺をお参りしたおかげか帰り道に事故もありませんでした。

一日に人と神様と二度も呼ばれたので疲れました。
家に帰って神棚に祈ったり塩を額に擦り込んだりしました。

うしおの獣の槍の伝承者感

うしおさんの髪の毛が少し伸びて、全体的にボリュームが増えていました。
「久しぶりに伸びたね」、二人で笑ってうしおさんの写真を撮りました。守られてるからあんまり嫌な現象ではないそうです。
30分と経たずに元の状態に戻ったので更に爆笑しました。

ネットで史跡のことを調べたら何度も閉鎖された歴史があり、労働者が逃げ出したりあんまりろくな話が出てきませんでした。

史跡の怪は人間のことですから理由も理解できますし、大したことありません。「あんまり供養されてなくて寂しいんだろうなあ」というだけです。ちょっと背中が重いくらいで大きな被害はありません。

神様や人間以外の何かの方が、ルールが分からないので解決できず、頭の中がハテナで埋まって苦しくなります。

山はうしおさんにとって危険ですが、対策できて大事には至らずよかったです。事前にカフェで休憩したのがポイントで、糖分とカフェインが不足していたら冷静に判断できていなかったかもしれません。

戦国武将に「いつもありがとうございます」とお礼を申し上げ、「初めてなのに変かな」と思いましたが、よく考えたら近くに祀られていたので初対面でもありませんでした。明日はお参りしてお礼を言おうと思います。
やはり戦国武将ですから闘いの神様でもあり、勝てたのはご加護かなと思います。
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「やれやれ、さんざんな目にあったなぁ」と思ったら何故か慢性病が直って顔色がよくなり、一緒に出かけていないうしおさんの母親の病気まで回復しました(ちなみに目の病気ではありません)。
ルールがよくわかりません。