真光やめたら幸せになりました

真光やめるほどじゃないけど、ちょっと疲れたな。そんなときは一息つきましょう。無理にやめなくてもいいんですよ。

神社検定壱級合格者が考察する「祇:Path of the Goddess」宗は何者偏

神社検定壱級合格者が解説するシリーズ。
「このゲーム自体が山神さまの祟りみたいなもの」と名高い山神ゲー「祇(くにつがみ):Path of the Goddess」を取り上げます。
https://www.kunitsu-gami.com/ja-jp/
全部ネタバレです。真エンディングを見てからお読みください
unlearn-mahikari.hateblo.jp

宗は何者偏

神社検定壱級に二回合格した程度なので、神道はちょっと分かりますが、密教修験道は苦手分野でした。

宗は山祇(やまがみ)

宗は山祇の遣いであり、一貫して「人ではないもの」として描かれています。

宗が世代に冷たい

世代(よしろ)は時々黒い煙に襲われて苦しみます。
村人たちは辛そうな世代を心配して駆け寄りますが、宗はあまり感情を動かさずに取り戻した面の方を手に取ります。

世代と宗の関係は、お姫様を護衛する武士のようなロマンスあふれる間柄ではありません。
山祇は、世代に役目があるから宗に護らせてるだけです。
神さまは人間が想像するような感情はそれほどありません。

とはいえ女神さまですので畏哭(いこく)を送り込むのも山祇、畏哭と戦うのも巫女を護るのも山祇(の遣い)という面倒なマッチポンプ状態になっています。

絵巻「月下之宗御前」でも宗は世代を見ずに月を見ています。
ただし、宗の体幹やつま先は世代の方を向いているので、「表面的な態度と本心が違う」という表現がされています。
宗のお面に山祇の遣いが宿っているので、宗の頭部と首から下で人格が違う状態です。

宗と村人の関係性

宗は村人とは一切話さず、共闘した割に仲間感がありません。村人の声も遠く、まるでよそ者です。
村人に宗は認識できないのか、世代からの指示に聞こえているのかもしれません。
世代も宗に挨拶するか助けてと呼ぶくらいで、会話らしい会話はありません。
神さまですから、気軽に口を利くものではありません。

人間より動物が好き

動物は宗を見つめたり、犬は後を追ってついてきます。

ふれあうと宗は動物をなでてうんうんとうなずいて、かわいがっている様子が見られます。

山祇が怒ってる原因の一つが、人間による動物たちへの被害。つまり山祇は人間より自然環境や生物の方が大事だと思ってます。
動物はかわいがるけれど村人とはふれ合わないというのが山祇さまのお気持ちでしょうね*1

山祇の遣いか、山祇そのものか

ゲーム的には山祇の遣いですが、私としては宗は山祇自身派です。

古代人にとって神さまは、実際に戦場に(あらわ)れ、あるいは人に憑依して戦うものでした。
祈りや気のせいではなくて物理です。

宗はどこから出現したのか


祭壇に祀られた霊石に寄りついたのかなと思ってたのですが、大参道左奥にある社から出てきたので、普段はそこに祀られているのではなかろうか。

このOPの魃戦のときは祭壇に霊石がなくなってるんですよね。

宗は先代巫女説

私は、人間が神になることは(天神さま以外)基本的にない派なので、宗が先代巫女という説はあまり採りたくありません。
ゲームのストーリーとしては筋が通るし、世代や輪廻転生というテーマにも沿っているとは思います。
巫女は神の依代になり、神を降ろすことは出来ますが、人が神になるわけでありません。

毎日カップにコーヒーを入れ続けていても、カップがコーヒーになる日は来ないからです。

次回は世代について書く予定です。
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*1:この行のみ追記25/05/31