真光やめたら幸せになりました

真光やめるほどじゃないけど、ちょっと疲れたな。そんなときは一息つきましょう。無理にやめなくてもいいんですよ。

アンパンマン神道説

ご存じですかアンパンマン。子供の大好きなアレです。

実はアンパンマンはすでに神様と呼ばれています。
子育て経験者の方はよくご存じかもしれませんが、小さな子供は異様といってもいいくらいアンパンマンが大好きです。ビデオなどを見せると大変集中して食い入るように視聴するのでちょっとした子守になります。
ちなみに5歳くらいになると突然関心を失うそうです。

togetter.com
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その効果は子育て中の親御さんだけでなく保育士や幼稚園、小児科医も言及するほどです。
リンク先にもありますがアンパンマンの顔を見せて視覚テストもします。

こんなにも幼児を引きつけるアンパンマンの存在自体がまず奇跡ですよね。

アンパンマンそもそも何者か?

アンパンマンというは元々、お腹が空いた人に顔を分け与えるキャラクターです。美しい心ですね。
原作者のやなせたかしさんは戦争経験者で、「正義はひっくり返るけれど献身と愛は変わらない」という結論を得ています。だからアンパンマンは顔を差し出すのです。
最近のアニメは僕の顔をお食べって言わないんですかねえ? 絵本の時はもっと地味だったんですよ。

またアンパンマンといえば豊富なキャラクター。2000以上とも言われています。
この時点で八百万(やおよろず)感満載です。

アンパンマンはときどきピンチになります。
顔が汚れたり水に濡れたりすると力がでなくなるのです。カビるんるんでかびが生えたときも同様です

そうです穢れるとダメになるのです。

ジャムおじさんが新しく焼いてくれた顔と差し替えることで復活します。お守りやお神札は神社お寺にお返しして新しいものをいただきますね。伊勢神宮などは定期的に神殿を作り替えて遷座します。新しくなることで力を取り戻すのです。

食べ物だからだろ、というマジレスはおいといて。古いモノをいつまでも使い続ける西洋よりも、古いものや汚れたモノは新しく取り替えるというのは神道的な世界観だなあと思いました。
死と再生を繰り返すアンパンマンはこれからも幼い子供たちとともにあります。

エセ医学と真光の医療否定

真光の大きな特徴は医療否定です。

エセ医学も現代医学の否定を伴うことが多いです。

真光は宗教のパッケージ。
エセ医学は「なんらかの治療をするかのように振る舞うもの」。

両者は分断されているように見えますが私は同一のものだと思います。
エセ医学信奉者をカルト教の信者「のようだ」ということは多々見かけるのですが、同一のものというコンセンサスはまだないように思われます。

エセ医学を知ることは、真光の洗脳を解く助けになるはずです。

warbler.hatenablog.com
サイドバーからもリンクを貼っている片瀬久美子さんによるエセ医学・科学についてのスライドです。

エセ医学に騙されるのは恥ずかしい事ではありません。

二度もノーベル賞を受賞したのにトンデモ療法を提唱してしまったライナス・ポーリングという残念な人もいます。
d.hatena.ne.jp
www.gohongi-beauty.jp


詳しいけど難しい記事も見つけました。
asia11.hatenablog.com


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最近の真光道場

ときどき真光の道場の前を通り過ぎることがあります。

以前は前を通っても全く意識しないくらいでしたが最近はなんだか存在感があります。
うしおさんも調子が悪いときはあの六芒星のマークがぐわっと近づいてくる感じがしたそうです。

気づけば二代目が亡くなってから半年以上が経ちます。
そろそろ三代目の体制が整ったのでしょうね。

道場の上だけ暗い雲

真光の道場の上だけ曇っているというお話があります。(高丙文さんのブログにあった気がするんですがうまく見つけられませんでした)。
うしおさんも似たような光景を見たことがあるそうです。「こういうことはありえると思うよ」と言っていました。

真光の正体は八岐大蛇(ヤマタノオロチ)説

日本神話の八岐大蛇をご存じですか?
出雲に下った素戔嗚尊(すさのおのみこと)が、八岐大蛇に喰われそうになった奇稲田姫(くしいなだひめ)を助けたお話です。酒を用意して八岐大蛇を酔わせて斬ったところ草薙剣(くさなぎのつるぎ)が出てきました。

草薙剣は元々、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)と言う名前でした。由来はヤマタノオロチのいた場所の上空にはいつも雲がかかっていたからだそうです*1

神話の時代から「いつもあそこだけ曇ってるなぁ」ということがあるんですね。

1.道場の上だけ曇ってる
2.ヤマタノオロチの上も曇ってる
3.真光はヤマタノオロチである

これぞ三段論法!

*1:神話のおへそP115。

神社検定公式テキスト10神話のおへそ「日本書紀」編

神社検定公式テキスト10神話のおへそ「日本書紀」編

一路順風

心身の不調

試験前の一月以上前からメンタル不全で体調も崩していました。あまりにも前からだったので試験が原因って気づきませんでしたねえ。
最初はなんでもかんでも真光のせいにするのはよくないなと思っていましたが、よく考えたら弱みにつけ込まれなかったことがなかったですね。
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つまり私が神道の勉強をするのは、真光にとってすごく嫌なことだということです。だから邪魔が入るのです。

私が苦しみ続けることにうしおさんもひどく悩んで、うしおさんまで体調が悪くなりました。

そんなわけでお寺で花を見て癒されようということになりました。
話の流れ的には学問の神様に参拝するつもりでしたが、時間がないので見送りました。せっかく近くまで行くのに残念です。

何年か前に行ったことのあるお寺でしたが、場所がよく分からないのでナビアプリで行きました。お寺まで後少しというところで神社を発見。
「おっ、これは呼ばれたな」
と思って車を停めました。
「こんなところにあの神社が分祀されてる」
神社検定を勉強していて困ることがありました。近くにある神社や行ったことのある神社は頭に入るのですが、ご縁のない神社はなかなか覚えられないのです。ここはそういうなじみのない神社でした。
試験の手助けをいただいたようです。
意外と「この辺にないなあ」と思っていても小さなほこらが勧請されていたりするんですよね。地図に載ってないし、地元の人間も知らないような場所にあったりするんですよ。
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長い参道を抜け、暖かな日差しは清らかでした。社務所は新しく建て替えたばかりのようです。いい感じのおじいさんに御朱印帳を預けて手水を取ります。ご祭神を確認し、テキストで勉強したことを思い出しながら参拝しました。
看板を見ると謎のお祭りが色々ありました。「これは古来の祭りで、新たな神様と地元の風習が習合したんだろうなあ」と思いました。勉強したからわかることもあるのです。

本殿参拝の後、うしおさんが「あっちが呼んでるよ」と言いました。
社務所の横の通りを回っていくと祓戸(はらえど)がありました。ほこらのようなものに注連縄が張られていたので拝みました。
道を進むと左手の道は本殿裏に通じ、右手は更に林の中に入るようでした。うしおさんが林の方は行かない方がいいと言ったので、本殿の裏に行きました。

お呼びですか?

本殿裏には小さな祠がいくつかあり、右から拝んでいきました。最後の赤い鳥居はもちろんお稲荷さん。なぜか鳥居をくぐる気がしなかったので手前で参拝しました。どうもこちらが呼んでいらしたようです。有名なご祭神が勧請される前は、こちらが地元の神様だったのでしょう。
ごわっとした、なんとも言えない存在感のある風が吹いて、「あ、神様だこれ」と思いました。風に吹かれた林の木々がざわざわと音を立てて、話しかけているかのようです。
前回神風が吹いても何も分かりませんでしたね。うしおさんもこれは神風と言っていました。
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畏れ多いからとかそんな理由でうしおさんも鳥居をくぐりませんでした。
ぐるっと本殿の後ろを抜けて拝殿まで戻ると木の葉の揺れるざわざわという音は収まりました。
「全体としては祀られていても、スポットで危険なところがある」と言ってました。よく考えたらお稲荷さんも山の神でしたね。春になると里に下りて田の神様になるそうです。

うしおさんはまた呼ばれた?

後で改めて聞いても「あれはいいとか悪いとかじゃないから」と言っていました。要するに吸われそうな感じがしたそうです。
「動物的な感じで、悪気はないけどイタズラされると思う(心霊現象が起きそう)」
なんで本殿の裏というわかりにくい場所に押し込めてるのかよく分かるエピソードですね。
ただ悪いものではありません。「敵意はないし、無邪気な感じがする」そうです。「相性がよくて二人とも好かれたのではないか」と言っていました。

御朱印帳を受け取ると一路順風と書かれていました。
普通はど真ん中に大きく神社の名前か、お寺ならご本尊の名前を書くこともあります(寺は達筆すぎて読めないことが多い)。真ん中が四字熟語は初めてでした。
うしおさんが「なにもかもうまくいってるのだから、心配する必要はないよというメッセージだよ」と言っていました。

パンフレットを後で読むと神事や祭り、社歴など色々なことについて記載があるのですが「資料がないから由来がよく分からない」と書いてある部分が多々ありました。
千年くらい歴史があるとこうなるんですよ。
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真光は神道系カルト

元ネタは神道

基本的なことですが、真光は神道系カルトです*1大本教のことはいったん脇に置きましょう。

柏手も打ちますし、祭神の名前に大御神とか親とかついてますしね。イズノメも古事記にある名前です。月並祭は月次祭が元ネタですし、参拝前に手を洗い口をすすぐのは神道仏教も同じ。天津祝詞はあまつのりとですし、祭神の名前の書かれた掛け軸がご神体です。穢れや祓えの概念もあります。
このあたりはまた詳しく書きましょう。

新しいモノはめずらしくておもしろいものですが、あまりにもなじみがないと信仰しようという気が起きません。
ですから、神道仏教をベースにアレンジするのは商売としてなかなか目の付け所がよいのではないでしょうか? 初代光玉氏は会社を経営していただけあってなかなかビジネスセンスはあると思います。

真光から目を覚ます方法として、竹内文書などを読むように勧める人もいます。確かにオリジナルの教えがあるように言っておきながら実はパクリだったと分かれば目も覚めるかもしれません。それは否定しません。

私の考えとしては、竹内文書に関しては重きを置くほどではありません。
まず個人的な経験ですが、竹内文書の本を読んだらひどい目にあったことがあります。
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恐ろしくてこんなものは人様にお勧めできません。

また、真光をやめても別のカルトに入信する人がある程度存在します。教団としての真光は否定していても、手かざしだけは信じ続けたり、教えだけはよかったと思っていたりする人もいます。

真光の嘘に気づこうが脱会しようが、元々が「カルト宗教に騙されて入信してしまうような人間」というところには変わりありません。
反省もないままに新たなカルト思想に触れるのは危険が伴うと考えます。

そもそもカルトの教えなんか読んでも時間がもったいないだけですしね。
これも真光の罠ではないでしょうか?

真光は正しい神、正しい教えが嫌いです。騙された怒りで無神論者になるのは仕方のないことですが、宗教そのものを否定すると真光が喜びます。
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神道の勉強を始めてやっと真光の元ネタが神道だと気づきました。正しいことを知れば嘘が分かります。嘘だけを学んでも、嘘が見抜けるようになるとは限りません。
信仰はしなくてもかまいません。真光の洗脳を解くためにも神道を知ってほしいと思います。

神話はなかなかシュールで面白いものですよ。
天照大神(あまてらすおおかみ)は弟である素戔嗚尊(すさのおのみこと)が田畑を荒らしたり馬の皮をはいで投げ込んだりしても怒りませんでしたが、素戔嗚尊が神殿にウンコしたのに気づかずに天照大神がそのまま座ってしまい、体が臭くなったから天石窟(あめのいわや)に引きこもった話とか*2

飯豊皇女(いいとよのひめみこ)が初めて男と交わるエピソードも突然始まります。
「人並みに女の道を知ったが別に変わったこともないし、これからも交わりたいとも思わない*3」という本人のコメントが掲載されてるのが一番しょうもない話ですね。
※これが載っている日本書紀は国としての公式な歴史書であり、中国語の分かる外国人に読ませることを念頭に編纂されたものです。

神道理解の第一歩は「神社のいろは」。

神社検定公式テキスト1『神社のいろは』

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古事記日本書紀は「オールカラーでわかりやすい! 古事記・日本書記」が分かりやすくまとめてあります。フルカラーの割には¥740+税でお買い得。公式テキストより先に読むと分かりやすいと思います。

オールカラーでわかりやすい! 古事記・日本書記

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神話のおへそ『日本書紀』編は文字だけの本で少しとっつきにくいです。教科書としてはまとまってますが日本語が難しいので辞書と古語辞典があるとよいでしょう。

神社検定公式テキスト10神話のおへそ「日本書紀」編

神社検定公式テキスト10神話のおへそ「日本書紀」編

*1:wikiにも書かれています。2017年6月11日閲覧

*2:神話のおへそ『日本書紀編』103Pより。

神社検定公式テキスト10神話のおへそ「日本書紀」編

神社検定公式テキスト10神話のおへそ「日本書紀」編

*3:前掲書P190。その後飯豊皇女は中継ぎとして政治を行ったが、天皇として即位したとする史料もあるそうです

教えて神様

御利益

以前黒い車に追いかけられたときに神様に助けていただいたことがあります。
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先日出かけた際に神社の近くの店で買い物をしようと思い立ちました。後から考えると別に急ぐような用事でもなかったんですけどね。

お店にはちゃんと駐車場があるのに何故かそのことを忘れており、すぐ近くの神社の駐車場に停めようと思いました。
「せっかく近くまで来たけど時間がないからお参りができないな。この間のお礼もまだ言ってないのに……」
と、ちょっと悲しい気持ちになりました。

その日はたまたまお祭りがあり、駐車場は満杯でした。よく見ると案内板に第二駐車場ありと書いてあります。案内通りに坂道をどんどん上って第二駐車場まで行くとそこは本殿がすぐ隣です。大きな神社なので参道から拝殿までの階段がかなり長くてつらいのですが、登る手間が省けました。

「これはもう、『おいで』ってことだね」
とうしおさんと笑いました。

そのとき仕事で抱える問題がありまして、都合よくこの神社の御利益と合致していました。前回のときもそうですが、問題が起こる前やその最中に御利益がある寺社に行くことになることが多いです。
交通事故になりそうなときに、前もって交通安全の神様に参拝するなどとピンポイントすぎるにもほどがあります。こんな感じでいつも事前ブロックしていただくことが多いので、真光の攻撃はそんなに怖くありません。

巫女舞

参拝するときに、たまたま何かのご祈祷をしているようでした。
神主さんが独特の節で祝詞か何かを唱えていますがよく聞き取れません。太鼓が響き鈴の音が場を清め祓います。巫女さんがゆらゆらと舞うような動きをしています。

悲しくもないのになぜか涙があふれてきす。しばらくその場に立ち尽くして神事の様子をずっと眺めていました。
時は春、学童の安全祈願の季節。それは親が子を思う愛の姿でした。
私がここに呼ばれたのはこの美しい光景を見るためでしょう。

参拝した後は少し予想外のことがあり、私が抱える問題について考えるよいきっかけになりました。

いろいろと事態が好転し、神様のご加護だなあ、呼ばれたなあということよくがあります。

神様に質問

後日、用事があったのでまたついでにその神社行きました。
事前にこの神社のことを調べておいて、「この神様にお聞きするのが一番だろう」と判断したからです。
手段はもちろんおみくじ。今までの経験から、参拝するときに具体的に悩みをお話ししてからおみくじを引くと的確な返事が返ってくるのを知っているからです。
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*1

あることについて「やるべきか、やらざるべきか」を聞いてみて、それからおみくじを引きました。その返事は、さっぱり分からないものだったので戸惑いました。

 憂(う)さも、つらさも腹立たしさも、心ひとつのおきどころ
大空にすむ月の光(かげ)も、見る人々の心によって、楽しくも、悲しくも、腹立たしくも眺められる。自分の身辺に起こる凡(すべ)ての事柄の中に神様の有難い御教(みおし)え、忝(かたじけな)いみさとしを味わって、感謝の気持ちで眺めれば、身も心もほがらかに、禍いも自ずから転じて幸(さいわい)となって来る。

神様は「Yes」「No」ではお答えいただけないものです。答えそのものを欲しがってはダメで、やっぱり自分で考えなさいということなのです。
うしおさんは「そうかな? かなり分かりやすいよ。この神様の人柄も出てるし、深くていい言葉だよ」と言って意味を解説してくれました。

*1:ちなみに神社検定の勉強を始めてから引いたおみくじは「甘えを捨てよ」「雑念多し集中せよ」などと4回連続で学問の項目が厳しかったです。