真光やめたら幸せになりました

真光やめるほどじゃないけど、ちょっと疲れたな。そんなときは一息つきましょう。無理にやめなくてもいいんですよ。

御朱印帳を買って泣く

名神社に参拝して、感動して涙を流して心洗われました。

高額のグッズ

さすがの大手だけあり、珍しいお守りや高額なご朱印帳などが頒布されています。
ここは元々ある程度高額を使う予定にしていました。
オタクが推しにつぎ込むのと同じようなものです。

楽しく観光を終えてホテルで床につきました。
素敵なことしかなかったはずなのに悲しくなりました。
人々は優しくて礼儀正しく、神社以外では目立つ散財もなく、楽しく遊んだだけなのに。

せっかく楽しい日を過ごしたのに悲しくなったのが申し訳なくなり、よけいに胸が苦しくなりました。

神社で浪費して贅沢をしたことを責めていました。
うしおさんが、「神社の収入なるんだからいいことだよ」と諭してなだめました。

嘆息の帰路

最終日の帰り道、マナーの悪い観光客のせいで暗鬱とした気分になりました。
いいことばかりだったのに。
頑張ってためたお金で、参拝できて夢がかなったのに。
たいしたことでもないのに悲しくなって、空気が重くなります。
うしおさんと楽しい時間を過ごすはずなのに、となおさらにやるせなくなります

まさかのUターン

うしおさんは黙ってUターンしました。
神社に近くなるほど空気は澄んでいきます。
ああ、どんどん戻る。どんどん戻る。

さすがに夕方なので神社には参拝しませんでしたが、その近くのお店で早めの夕食を摂りました。
人間食ったら落ち着くのです。

うしおさんはようやく、「悲しそうにしているからこっちまで戻ってきた」と言いました。
適当に入ったお店でしたが、唐揚げが柔らかくて「おいしい。唐揚げの概念が変わる」と食べました。

うしおさんは「あそこを見てごらん。神様からのメッセージだよ」と言いました。
額に入れられていた言葉は「素直」でした。

追憶の旅

色々と学びの多い旅でした。
幼いころ、親に見捨てられた記憶。
つらい過去に首を巡らせ、うしおさんにぽつりぽつりと話しました。
旅行前にその記憶は浮かんでいましたが、取り立てて話そうとはしてませんでした。
普段はうしおさんに隠し事をせず話すようにしています。それを我慢していたから悲しくなったのでしょう。
いつものように、素直に甘えていればよかったのです。

一緒になってから何年か経ちますが、理解が深まりました。
これもご神徳でしょう。