真光やめたら幸せになりました

真光やめるほどじゃないけど、ちょっと疲れたな。そんなときは一息つきましょう。無理にやめなくてもいいんですよ。

うしおの雑記 前編

うしおさんによる特別寄稿

tenさんと出会った時は一目ぼれでこの人と一緒にいたいと思いました。
真光に関しては本人から入信していた過去も聞きましたが
既に脱会していましたし、全く気にしませんでしたね。
過去や家族といったものはその人を好きになるのには私には全く関係無いのです。

出会ったばかりのtenさんは相当荒れていました、精神的に。
家族とも喧嘩していましたし、部屋は真っ暗で掃除もしておらず足の踏みどころもありません。
昼夜逆転の生活でネットに入り浸りとにかく怒りっぽかったです。
怒りだすと大声で怒鳴られましたし
蹴られて身体に痣が出来ていたということもありましたね。
言葉づかいも悪かったですし、社会に対して斜に構えていました。

こう書くと何でそんな人と交際したの?と思うでしょうし、まあ、本人にも聞かれたことがありますが
当時はとにかく好きな人を受け止め、向き合おうとしていました。好きになるのに理由は無いんですよ、だから説明はうまく出来ません。
今思えば彼女はやはり真光に囚われていたのですね。
私が現われて愛情を注ぎ出したので必死に抵抗していたのでしょう。
実際別れそうになったことは何回かありますがその度に話しあい、絆が強まるにつれ彼女は変わりました。
掃除もするようになり性格も穏やかになり、楽しい冗談を良く言うようになりました。そしてとにかく素直になりました。

長く一緒に暮らしましたが真光をやめれてないよねという話しになったのはやっと去年の話しです。
それに気づいてからはさらに彼女は成長しました。
他者に感謝するようになり、怒りや憎しみを捨てました。

かつて彼女は思考停止していて「解らない」というのが口ぐせでした。
私は様々なことを「どう思うか?」質問しました。
返事を期待する訳ではなく、考える力をつけてほしかったのです。真光にいると思考停止します。それは他人の人生です。
自分で考えるようになった時、真光の呪縛から解き放たれたように自分の足で彼女は人生を歩み出しました。
そうすると本来のtenさんの人格が殻を破るように現われました。本来の彼女は天真爛漫な素直な優しい人で
真光が人格を歪めていたということだったんですね。

続く

tenのコメント

私は本当にひどい人間でした。
暴力のことなど隠しておきたかったのですが、二人で話し合い、恥を忍んで公開するに至りました。
こんなにも救いようのない、ひどい人間でも変われる可能性があると知っていただければ、さらけ出した甲斐があるというものです。