神社と言えば鳥居に注連縄。
真光は古来の宗教で縁起が良いものや清浄なものとされるものを否定していますが、しめ縄もその一つです。
神道においては「そこが神聖な場所であることを示すもの」*1。
日本書紀によると、素戔鳴尊(すさのおのみこと)の狼藉に怒った天照大神が天石窟(あめのいわや)に閉じこもり、出てきていただくために天鈿女命(あめのうずめのみこと)が踊ったりなんだりしました。
天照大神が外の様子をうかがったところを手力雄神(たじからおのかみ)が手を取り引き出し、中臣神と忌部神がしめなわを石窟に張り渡し「再びお戻りになりませんように」と申し上げました*2。
真光では「天石窟から出ないように」、神道では天石窟から出てきた天照大神が「戻らないように」ですのでまったく逆です。
*1: 神社検定 公式テキスト1 神社のいろは 神社検定公式テキスト (扶桑社BOOKS)P132
*2:P101-102