真光やめたら幸せになりました

真光やめるほどじゃないけど、ちょっと疲れたな。そんなときは一息つきましょう。無理にやめなくてもいいんですよ。

これからのトレンドは真光退会代行だったらいいのに

辞めたくても辞められない?

「退職代行」という言葉をよく聞くようになりました。

ブラック企業といえば、人が居着かずにすぐ辞めるものです。
しかし近年は人手不足なのか「退職したいのに辞めさせてくれない」というトラブルが増えました。

退職を願い出ても、

  • 「辞めるのは無責任だ」「うちが駄目ならどこも勤まらない」などの人格を貶めるような発言をする。
  • 「懲戒解雇にする」「損害賠償を請求する」などと脅す。

などの嫌がらせがあるようです。
普通の人がこのような脅しを受ければ、怖じ気づいて当然です。

退職代行サービス

社会問題としてテレビなどで取り上げられたせいか、本人と代わって退職の交渉をする「退職代行*1」というサービスができました。

ブラック企業とカルトはお仲間

以前より、ブラック企業とカルトはその手口が似ていると言われていました。
minomushix.hatenadiary.jp

辞めていく人間に対して脅すことも、その一つです。

  • 「退会したら地獄に堕ちる」
  • 「退職したら損害賠償を請求してやる」

似たような言い分ですね。

三者が入るとうまくいくかも?

身近なところで退職代行サービスを利用した人がいました。
その会社では前例がないので、社員の方々はずいぶん面食らってはいましたが、すんなり辞められたようです。

当事者同士で話すとお互いに感情的になってしまい、泥沼で進まなくなることってよくありますよね。
他人が間に入ると、お互いが冷静になって事務的に片づくこともあります。

「真光をやめたいけど、人間関係でもめたりするのが面倒だな」と思う方もいるでしょう。

宗教にも退会代行があるといいですね。
unlearn-mahikari.hateblo.jp
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*1:弁護士じゃないと非弁行為に該当するそうです。詳しくは各自で調べてください。

ジョーカー[映画]

ジョーカー(ホアキン・フェニックス

wwws.warnerbros.co.jp
いやー笑い声にあふれる名作でしたね。

ネタバレなしのあらすじ紹介

主人公アーサー・フレックは病気の母の面倒を見ながら、道化師として真面目に働いている。
母からは「ハッピー」と呼ばれ、いつも笑顔でいるようにと教えられた。
そんな彼の夢はお笑い芸人になって、憧れのコメディ番組に出ること。
アーサーは果たしてピエロからジョーカーになり、人々を笑顔にすることができるのか?

…という冗談はこのくらいにして*1

映画「ジョーカー」US版予告【HD】2019年10月4日(金)公開

めっちゃ暗い

社会から虐げられた人に共感できるかどうかで、この映画の評価は分かれるでしょう。

話がとにかく暗いので、元気なときに鑑賞するのがオススメ。
見た後は暗く気持ちが沈んで色々考え込むこと請け合い。
オタク気質の人には考察のしがいがあります。もう一回くらいは見に行きたいですねー。

おすすめしない人

R15なので多少暴力シーンがあります。
親が真光の人にはちょっと辛い内容かも知れません。

明るい娯楽が見たい人にはスーサイド・スクワッドがいいです。
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悪役主人公にハズレなし!
これは本当にスカっとして面白かったんですが、ファンには受けが今ひとつでした。
ジョーカーがセクシー系でハーレクインとバカップルなんですよ。

ダークナイトは暗いエンタメ。
裏表や二者択一をテーマにした脚本で、人間描写に深みがあります。

ヒース・レジャー演じるジョーカーの評価が非常に高く人気があります。
ヒース版は「何をするのか訳が分からない」ところが魅力の一つですが、今で言うところの男メンヘラ。
そんなにランダムな行動を取っているわけではないです。きっちり一つの人格として描けているということでもあります。

*1:一つも嘘はついていない

死んだ方が安全

怪談が怖い

半分怪談のようなブログを書いていますが、実は怖い話は苦手です。
中でも怖いのが幽霊話。

死んだら怖くない

うしおさんは死んだ人間は怖くないと言います。
「死んだら何もできないから怖くない。せいぜい化けて驚かすぐらいのことしかできない。生きている人間の方がよっぽと怖い」
と常々言うので私とは意見が合いません。

ある日帰るとビニール袋に入った冊子が古新聞置き場にありました。
おそらく私宛のものでしょう。
うしおさんが勝手に捨てたのかな、と思いましたが忙しくてすぐに忘れました。

気温の変化などで体調を崩しがちな日が続きました。
もう年だねぇ、などと話しました。
会社や近所の人も体調を崩している人が多かった気がします。

いつになくだるいので早めに風呂に行くことにしました。
そしてそのときにあのカタログ冊子が目に入りました。

よく見ると宛名が違います。
住所は全く同じなのでおそらく前の住人宛だったのでしょう。

腑に落ちないまま風呂に入り、「あのカタログはなんだか嫌な感じがする」ということで意見が一致しました。
もうここに何年も住んでいるのに、他人の名前で郵便物が届いたことはありません。

カタログからなんだか悪いものが出ています。
潜んでいたのがバレると、だいたいこういう感じになります。
カタログを捨てようとすると、表紙の女性の笑顔がニヤニヤして、前から見ても横から見ても目線が合って気持ち悪かったです。

勝手口のそばのゴミ箱に入れて多少落ち着きましたが、まだ外から念を感じます。
生き霊が強いと思うのはこのあたりで、ドアという境界線を越えてくるのです。

ゴミ捨て場まで持って行ったら、やっと空気がきれいになって体の重さが消えました。

うしおさんによると
「考えたらダメ。考えさせることが目的だから」
「tenさん個人に対しての攻撃ではない。真光も関係ない。悪い感情がたまってこっちにきた」
「本人が意図したことではなく、何も知らないかもしれない」
「多分おばあさん」

とのことでなんだかよく分かりませんでした。

即位の礼の装束を解説したら7480円の本が売れた

「襴」って何?

神社検定壱級の合格通知が届いた後に、
「そういえばらんが何なのか分からないままだったなあ」
と思い出して図書館に行きました。

有職装束大全

有職装束大全」という大きな図鑑がありました。

有職装束大全

有職装束大全

www.heibonsha.co.jp

有職装束とは「朝廷や公家社会、武家の儀式などで用いられてきた衣装」だそうです。
古代の日本の装束が大きな写真やイラストで細かく解説されていました。

腰の下あたりの四角い布が襴ということが分かりました。
神社検定壱級(祭祀編)を受ける前に読んでいたら良かったですね。
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著者である八條忠基氏は有職故実ゆうそくこじつ研究家。綺陽装束研究所主宰。
www.kariginu.jp
*1
有職装束大全」は念入りに出典が記載され、「初心者から研究者まで」と評価されています。

余談ですが、出典がない書籍は主張の根拠が存在しないので、信憑性がありません。
学者が書いた一般向け書籍などでは、参考図書・論文の一覧だけで何十ページもあることも珍しくありません。

しかし著者が載せたくとも普通の読者は出典リストなど読まないし、紙幅の無駄ということで掲載出来ない場合もあるようです。

突然バズって重版出来

togetter.com
Robinさんという方が、Twitter有職装束大全を創作者の資料としておすすめしたところ、2万8000以上リツイート
税別6,800円との高価格にも関わらず重版と相成りました。

いつ火の粉が上がるとも分からないSNS界隈に舞い降りる上品な日本語。
美しい言葉は人の心をまろやかにさせてくれますね。

あんまり真光の悪口ばっかり言うのもよくないぞと思いを改めるのでありました。

即位の礼で第三刷へ

togetter.com
即位の礼の際は丁寧に装束の解説をなさっていました。
これも好評で、消費税増税に負けずに第三刷と快挙です。

有職装束大全

有職装束大全

ニッチな高額商品でも売れるときは売れるものなのですね。

*1:この公式サイトは書籍並みの情報量に素材提供と盛りだくさん。 古くからインターネットをされているだけあって、あふれ出るジオシティーズのホムペ臭、ポストペットなどインターネット老人会的に見ても楽しめます。

図説 天皇家のしきたり案内[書籍]

以前神社検定の参考図書として紹介し損ねた書籍です。

図説 天皇家のしきたり案内: 知られざる宮中行事と伝統文化が一目でわかる

図説 天皇家のしきたり案内: 知られざる宮中行事と伝統文化が一目でわかる

www.shogakukan.co.jp

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小さな本ですが大嘗祭儀礼装束がコンパクトにまとまって分かりやすいです。
宮中行事や人生儀礼など。
写真も豊富。

御朱印帳を買って泣く

名神社に参拝して、感動して涙を流して心洗われました。

高額のグッズ

さすがの大手だけあり、珍しいお守りや高額なご朱印帳などが頒布されています。
ここは元々ある程度高額を使う予定にしていました。
オタクが推しにつぎ込むのと同じようなものです。

楽しく観光を終えてホテルで床につきました。
素敵なことしかなかったはずなのに悲しくなりました。
人々は優しくて礼儀正しく、神社以外では目立つ散財もなく、楽しく遊んだだけなのに。

せっかく楽しい日を過ごしたのに悲しくなったのが申し訳なくなり、よけいに胸が苦しくなりました。

神社で浪費して贅沢をしたことを責めていました。
うしおさんが、「神社の収入なるんだからいいことだよ」と諭してなだめました。

嘆息の帰路

最終日の帰り道、マナーの悪い観光客のせいで暗鬱とした気分になりました。
いいことばかりだったのに。
頑張ってためたお金で、参拝できて夢がかなったのに。
たいしたことでもないのに悲しくなって、空気が重くなります。
うしおさんと楽しい時間を過ごすはずなのに、となおさらにやるせなくなります

まさかのUターン

うしおさんは黙ってUターンしました。
神社に近くなるほど空気は澄んでいきます。
ああ、どんどん戻る。どんどん戻る。

さすがに夕方なので神社には参拝しませんでしたが、その近くのお店で早めの夕食を摂りました。
人間食ったら落ち着くのです。

うしおさんはようやく、「悲しそうにしているからこっちまで戻ってきた」と言いました。
適当に入ったお店でしたが、唐揚げが柔らかくて「おいしい。唐揚げの概念が変わる」と食べました。

うしおさんは「あそこを見てごらん。神様からのメッセージだよ」と言いました。
額に入れられていた言葉は「素直」でした。

追憶の旅

色々と学びの多い旅でした。
幼いころ、親に見捨てられた記憶。
つらい過去に首を巡らせ、うしおさんにぽつりぽつりと話しました。
旅行前にその記憶は浮かんでいましたが、取り立てて話そうとはしてませんでした。
普段はうしおさんに隠し事をせず話すようにしています。それを我慢していたから悲しくなったのでしょう。
いつものように、素直に甘えていればよかったのです。

一緒になってから何年か経ちますが、理解が深まりました。
これもご神徳でしょう。

ご神木

大きな木の周囲にはたくさんの参拝者が群がっていました。

ご神木は基本的にみだりにさわってはいけないのですが、そこは願いの叶う名所として触ってもよいと書いてありました。

木の肌は多くの人が触れたせいかすり減り、皮がはげて生肌が露出していました。

ご神木に触れるとパワーが流れ込んできて、涙が止まらなくなりました。

美術館のようなところがあって創建に至るまでの細かい歴史が絵画の連作で展示してありました。

昔話はシュールですねぇ。