真光やめたら幸せになりました

真光やめるほどじゃないけど、ちょっと疲れたな。そんなときは一息つきましょう。無理にやめなくてもいいんですよ。

山の祭り

秋祭り

ここ数年はとある山間部の祭りに毎年行っています。
このときにだけ安くておいしいお米が手に入るからです。
山間部ならではの野菜や川魚なども食べられます。

お互いに顔の分かる地元民しか参加していないようなお祭りなのですが、暇つぶしに見た出し物が案外面白いのです。
地元民しか知らない町おこしソングを歌ったり、MCが内輪ネタのトークをしたり、非常に和気藹々として居心地がよいのです。
年寄は若者を大事にして彼らにイベントや農産業の主導権を渡しています。女性もニコニコと魚を焼いています。

初めてこの祭りに行ったときに、非常に歌のうまいおじさんがいました。演歌や民謡という何の興味も沸かないジャンルなのに、皆が釘付けになるくらいのカリスマ性があります。遠い田舎まで来る理由の三割くらいがこのおじさんです。
このおじさんは残念なことに今年は参加しないようでした。

昼間に氏神様に感謝の奉告をして、夕方からお祭り会場を目指してを運転し始めました。

霊感の必要性

毎年通ると気分の悪くなる場所があり、そこにはカルト宗教施設があります。
「こういう霊感って何のためにあるんだろう。気分が悪くなるだけじゃない?」
とうしおさんに聞くと、
「早めに対策がとれるでしょ」と言いました。
記憶の中ではそこに大きな旗が立っていましたが、一年ぶりに見てみると思ったより遠く離れていて小さかったです。

道沿いに白いのぼりが立ててあります。以前おかげをいただいた神様がこんな山中にも祀られています。
そう言えばこの神様にお礼を申し上げたいことがあったのですが、なかなか遠いので「いつ行けるのかなぁ」と思っていたところでした。

去年もこののぼりを見たはずなのですが、その神様とは気づいていませんでした。
「これはお呼びなのではないか?」と思い行きたくなりました。

迷い道

うしおさんが突然「道が分からなくなったからナビをして」と言いました。
毎年通う道で、あまり迷うようなことはないのですが急に分からなくなったそうです。
この日は曇りで湿度が高く、警戒していました。

地図アプリで調べて道を曲がって行き始めましたが「こんな場所通ったことがないよね」と話をしていったん元の道に戻りました。
神社とお寺が向かい合っていてなんだか境目感がありました。
ナビは道が違うと言いだします。
きちんとピンの立った場所を確認し、目的地があっていることを確認して、地図アプリの通りに行きました。

橋は境目

なんだか雰囲気が暗かったです。ナビをたびたび確認しながら行きました。
「この赤い橋、嫌な感じがするね」
とうしおさんは渡り始めました。おそらくここが境目でしょう。こんな真っ赤な橋を渡って覚えていないのも変な話で、いつもとは違う道を通ったようです。

道のそばに神社の鳥居がありました。
なんと鳥居の笠木(二本の横棒の内、上の方)が欠けているのです。非常に暗くてうしおさんが「あれはやばい」と言いました。どうもこちらが呼んでいたようです。

うしおさんがいったん元の道に戻ろうとしたのも、こちらの道に行きたくなかったからでした。通り過ぎただけなので実害はなく、帰り道に通らないように何号線か覚えておきました。

目的地にはきちんと着きました。
祭りでおいしい魚などを食べ、目的のお米も買えました。
人々の優しさと田舎の風景が心を癒します。

やはり歌のうまいおじさんは出演しないようでした。
となるとさっきのお礼を申し上げたい方の神様が気になります。

スマホで調べたら古くからある神社で、祭りの開始時間が遅いのです。
非常に珍しい神事があり、今のお祭りを十分楽しんでからそちらに行っても間に合います。
「お礼が言えないなあ」と言っていたから機会をくださったのでしょう。歌のうまいおじさんがいないのもそういう流れかも知れません。
そんな話をうしおさんとしました。

現地を後にし、神社に向かいます。
少し遅れるかな? と思いましたがちょうどよい時間に着きました。
そこそこ広さのある境内でしたが、人が多すぎてなかなか前に進めないくらいです。ここは本当に山間部かと思うくらいです。
神社の作りが非常に珍しく、山の中には山の文化があるのだなあと思いました。

謎神事

神社に参拝すると、二人の神職が本殿の中にいらっしゃいました。5分も経たない内に神事が始まりました。
古代の衣装に身を包んだ数十人の行列が、昔のルール通りの不思議な動作をしながら少しずつ進んでいきます。
案外と若者が多く、独特の御輿を担ぐ彼らはとても誇らしげでした。
ここの神様はよいものを見せてくださるのです。
unlearn-mahikari.hateblo.jp

私の氏神様が主に祭られている神社で、お礼参りをしにきた神様は末社・摂社として勧請されているようです。
朝に氏神様にお参りしたから連絡が行ったのかもしれません。

神様の思し召しかな?と思ったら逆らわず流れに身を任せています。
今のところこれで間違いはありません。
素直が一番ですよ。