真光をやめた後の変化
真光の毒が抜けた私はずいぶんと性格が変わりました。
昔の私は斜に構え、流行や普通を見下す自意識過剰なタイプでした。
真光信者に特有の選民意識ですね。いわゆる中二病です。
今や普通であることの勇気を持っているので、わざと人と違うことをする必要がなくなりました。
要は他人の評価基準に惑わされることが少なくなったのです。
自分の評価軸で好きだと思うものを好きになるのです。
意外と趣味であっても「その趣味そのものが好き」なのではなく、それが趣味だとかっこよく思われるからなど他人の視線を意識して行動することってよくあるんですよ。
例えば「ワインに詳しいとおしゃれと思われる」などです。
今振り返ってやっと気づきました。
素直な人は愛される
本来の私はこんなにも明るくて素直だったのだなあと感慨深いです。
素直すぎて周りの人によく笑われます。考えていることがすべて言動に出るので嘘がつけません。
楽しいときは楽しそうにしますし、つらいときはつらい顔をしています。
すぐに動揺したり感情が出る人って周りから見るとかわいいんですよね。
「ありえない」「無理」「そんなわけない」など、常に否定の言葉を言い続ける人はかわいげがありません。
人の指摘や意見を受け入れないのも嫌われやすいポイントです。
私見ですが、たいした自己も持たず、自分のことが嫌いな人間ほど自分の意見ややり方に固執して、他人を否定します。
自分を変えないことが脆弱な自己を守る手段になってしまうのです。それでは成長がありません。
感謝
感謝することがより自然にできるようになりました。
やはり感謝されて怒り出す人間はいませんので、人からも好感を持たれるようになりました。
真光をやめられていないことに気づいた一年前と比べると、ずいぶんと感謝に満ちた生活をしています。
貯金も増えていませんしパートナーも仕事も何年も環境が変わっていません。
条件が変われば幸せになれるわけではないのです。
幸福とは、今この手の中にあるもので満足できることです。