真光ではハラヒキヨメやオオハラヒ祭などとありますね
神道では禊祓(みそぎはらえ)
教科書にはありませんでしたが、神様にしてもらうのがハラエでするのがハライのようです。
祓えに使うのは大麻(おおぬさ)や塩湯(えんとう)。塩湯は文字通りですが大麻というのは何でしょう。
幣(ぬさ)から説明しましょう。神様に祈るときや罪を祓うときに神様に差し出すものが幣です。大麻は美しくたたえた呼び方です。
幣には木綿(ゆう)や麻(あさ)、紙を切った紙垂(しで)などがあります。榊に紙垂をつけたものや、六角か八角の白木の棒に紙垂をつけたものが大麻です。榊の葉先に塩湯を浸して参列者の頭上に降ります。これらを参列者の頭の上で左右に振ります。
イザナギノミコトが黄泉の国から帰ってきて心身についた穢れを祓うために阿波岐原で禊祓をした神話が元になっています。身につけていたものを脱ぎ払うことによる祓え(大麻)と海水に身を浸す禊(塩湯)です*1。
本来の禊祓とはこういうものを指します。
真光式の不幸と苦しみで罪を消すという考え方とは大きくかけ離れています。
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*1:神社のいろはP52
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