存在感のある鳥居
大きな道路に立派な鳥居があります。毎回通り過ぎるだけなので名前も読み取れず何の神社かは分かりません。通る度にいつも気になります。
すごーーく気になります。
うしおさんにその話をしました。ああ、あれだよねぇ、と声が曇ります。
「あそこは行かない方がいい。呼んでるけど、だめ」
なんとなくそんな気はしましたが、やっぱり悪い意味で呼ばれています。ちなみにそこそこ高さのある山です。――また山なのです。
前回の山の神事件についてはこちら。
unlearn-mahikari.hateblo.jp
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うしおさんの霊感によると「バブル期が終わったあたりから人口が減り、祀られなくなったから怒って荒ぶってる」そうです。由来の看板も落っこちてましたしね。
「気になるなぁ」
「とばっちりが来るからだめ。暴れている人間に近づいたら殴るつもりがなくても手足が当たればケガをするのと同じ」と諭されました。
地図で調べたら神社の名前が分かりました。神様のお名前で調べると、祟りやすい神様だの恐ろしい話がでてきます。
ではなんでそんなおそろしいものを祀らなければならなかったのでしょうか。きっと歴史をひもとかないと分からない事情があるのでしょう。災害が多いとか、地盤が弱いとか、そういう土地の事情が。
Google Maps再び狂う
うしおさんが仕事で初めての場所に行ったときの話です。
まったく知らない会社を訪問するのでGoogle Mapsアプリで社名と地名を入れて検索しました。
ナビ通りに進むとどんどん山に上ってしまい、とても会社があるような雰囲気ではありません。なんと例の神社にたどり着いてしまいました。
何度検索してもあの神社の場所にピンが立ちます。普通の市街地にある会社のはずなのに。
あせったうしおさん、「こんなときこそ冷静に」と声が聞こえたそうです。落ち着いて紙の地図を出して無事にたどり着いたそうです。
そもそも地図アプリで探すような場所でもないのに、なんでか探してしまったとのことでした。