真光やめたら幸せになりました

真光やめるほどじゃないけど、ちょっと疲れたな。そんなときは一息つきましょう。無理にやめなくてもいいんですよ。

真光の神はキャラが薄い

真光の本体は何?

真光の神はそれほどキャラ設定がされていません。
「葦の芽のようなものから出現した神*1」とか「嫉妬する神」とか。

具体的に言うと、神話がないのです。

「いろんな宗教の元ネタだよ」とか「手かざして奇跡が起きる」とか、そのくらいでしたよね。

神幽現とか世界観の話はあるんですが、神様としての真光にはエピソードがありません。
教祖のことをくさいと言ったぐらいしか記憶にないです(真光が薄いのではなく、私の記憶が薄くなっただけかもしれませんね)。

そういう意味では「手かざし教」なのでしょう。

キャラが弱いと、愛着を長く持って貰うのがむずかしくなります。
その薄さを教祖への崇拝で埋めるにしても、人間には寿命があります。

初代・二代のようにカリスマが教祖やってる分にはそんなに問題がないかもしれませんが…………

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*1:参考:

神社検定公式テキスト10『神話のおへそ『日本書紀』編』

神社検定公式テキスト10『神話のおへそ『日本書紀』編』

【動画】真光の元ネタ:大本教

大本教はまさに大本

真光批判サイトでよく言われていることですが、「真光のパクリ元の一つは大本教」。
どういう宗教なのかよく知らなかったのですが解説動画を見付けました。


【日本の支配者】生長の家・崇教真光・霊友会を生み出した「教祖作りの宗教・大本」の怪人・出口王仁三郎の生涯
宗教系Youtuberのえらいてんちょうさんと宗教学者島田裕巳の対談です。

大本教は様々な新宗教に影響を与えたことが語られ、まさに名は体を表す。
真光にもすこし触れられています。

真光はその他大勢にすぎない

真光だけが大本教の流れを汲んでいるわけではありません。多くの新宗教と同じようにしているだけです。

教義に独自性があるかどうかは、それほど重要でもないです。
その信仰を以て本人や周りの人も幸せになれるかどうかが大事ではないでしょうか?

真光をやめたらどうすればいいの?

真光組み手をやめたその後は

真光信者は宗教を知らない

真光信者は伝統宗教との接点が薄く、一般常識レベルの知識もない方が多かった印象があります。*1
フツーの宗教を知らない、というのは重要なポイントです。

というわけで神社検定の公式テキスト「神社のいろは」「神話のおへそ」の2冊をお勧めします。

神社検定公式テキスト1『神社のいろは』

神社検定公式テキスト1『神社のいろは』

  • 発売日: 2012/02/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
神社検定公式テキスト2『神話のおへそ』

神社検定公式テキスト2『神話のおへそ』

  • 発売日: 2012/02/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「教科書はつまらん」「受験はしない」という方には「神社と神様がよ~くわかる本」を推薦。

神社と神様がよ~くわかる本

神社と神様がよ~くわかる本

著者は神社検定の受験対策動画の講師でおなじみの藤本頼生(ふじもとよりお)准教授(國學院大學神道文化学部)。
テキストを読むのが面倒な人は動画を購入するのもいいかもしれません。

私は神社検定の参級・弐級と勉強してきましたが、真光の元ネタをたくさん発見しました。
大量にありすぎて、いちいち記事にするのを諦めたくらいです*2

逆に言えば、それぐらい無知だからこそ真光の教義をいちいち「すごい!」「真光にしかない素晴らしい教え」と感動してしまうんです。
「五大宗教元一つ」と保険打ってた光玉氏のビジネスセンスは、なかなかのものだと感心してしまいますね。
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神社検定の勉強をすることは、長期的には洗脳を解く助けになるでしょう。
元ネタを自力で見付けるのも大事です。そして知識が増えるだけではないのです。

神社検定じゃなくてもいいよね?

「神社の勉強をするのに神社検定じゃなくてもいいのでは?」ということ自体は間違っていません。

しかし、カルト宗教に属していた人間が、自分で勉強しようとしてまっとうな本を選択できますか?
神社検定指定テキストは神社本庁が監修しているので無難なのです。
買う前に著者のプロフィールは確認しましょう。専門外のことを書いていたらただの無責任な人です

真光をやめても違うカルトに飛びつく人はたくさん見てきました。
真光の批判サイト巡りをして、竹ノ内文書だのオカルトばかりに詳しくなっていませんか?

そっち系の元ネタはどうでもいいです。むしろ真光の罠です。

さて、確かに神社検定の公式テキストはつまらないです。
教科書ですから何の色気もありません。

真光の手かざしや教えが面白いのは当たり前。
勉強じゃなくて娯楽だからです。

娯楽だから駄目なのではありません。
娯楽を学習だと思っているから駄目なのです。

「なぜ私はカルトに惹かれてしまうのか」
「なぜ普通の宗教はつまらないんだろう」
「私はカルトのいったい何に魅力を感じるんだろう?」

「つまらない」教科書を読み通すことで気づくこともありましょう。

勉強は甘えを許さない

試験とは残酷なものです。
他人の三倍頑張った人も、仕事が忙しくて勉強できなかった人も、1点足らなければ平等に不合格です。
このお気持ちに配慮しない無慈悲が、やがてはカルトから卒業に導いてくれるでしょう。

事実を認めず解釈を変える

例えば真光では、
「いいことがあれば神様のおかげ、不幸はあなた自身の前世の罪。ミソギハラエだから感謝しろ」
「大難を小難にしてもらった」
「火の洗礼が起きなかったのは神様の慈悲だ」と言います*3

このように都合の悪い事実があっても、解釈を変えて自尊心が傷つかないようにします。
その甘ったるい優しさに溺れてしまえば、自力で這い上がることは困難を極めます。

それと引き換えに失うものは何でしょうか?
お金?それとも時間?
いいえ、あなたはもっと価値のあるものを失っています。
それは、成長です。

真光は現実から目を背けさせてくれる代わりに、反省や学習の機会を奪い、成長させません。
改善して人生がよくなったら、真光に頼る必要なんかなくなりますよね?

試験は違います。「合格は合格、不合格は不合格」という事実しかありません。
どれだけ言い訳を並び立てても、結果を変えることは出来ません*4

例えばオウム真理教は選挙に出るも見事落選。その後は陰謀論を唱え、最終的にはテロを起こすに至りました*5
matome.naver.jp
事実から学ばずに解釈を変えるとは「酸っぱいブドウ」です。

勉強は楽じゃないです。退屈で苦痛です。

「また三節祭と三大祭を間違えた。でも確実に点が伸びてる」
「禊祓は不幸な目に遭うって意味じゃなかったんだ」
「玉串って神社では普通に使う言葉なんだ」

苦労と不幸は違う

努力の末に手に入れた合格通知は、ただの紙切れではありません。

勉強とは自分のできなかったこと(不正解)を認めて、テキストを開いて学び直すことです。
これは「やさしいカルト」が絶対に与えてくれない厳しさです。
現実をつきつける厳しさがなければ、成長はあり得ません。

自分の弱さも過ちも受け入れ、認めなければ、改善もできず点も上がりません。

合格の絵馬は、自分の弱さに打ち勝った証です。
その達成感や自尊心は必ずや真光を倒す助けになるでしょう。
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*1:単に自分自身がそうだった、というだけかもしれません。

*2:光玉氏はけっこう真面目に? 神道の勉強をしてたんじゃないかなぁと思います。

*3:こういう気休めも、程度問題ですけどね

*4:ちなみに試験の2週間前くらいになると、勉強しなかったことに対する言い訳の一覧が見られます

*5:参考: 選挙での惨敗が麻原彰晃を凶行へ… 背景に幼少時代のトラウマ <麻原彰晃の真実(2)> (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)真理党 - Wikipedia

真光やめるなんて怖くない

真光をやめるのが不安で心細い方もいれば、恐れることなど何もないという方もいるでしょう。

本当にやめるの怖くないの?

「不安がない」なんてうらやましいように見えて、案外危険じゃないかと思っています。

かつては弱っていたり困っていたりして、救いがほしくて真光に入信したはずですよね。
自分の意思ではなく、親が強制的に入信させたとか、お付き合いで仕方なくという人もいるかもしれませんね。

信仰心は0ですか?

今はインチキだと思っていても、ほんのちょっとくらいは信じていたこともあるでしょう。
手かざしのおかげで体調や気分がよくなった……と感じた経験があるはずです。
「教団は駄目だけど手かざしの効果は信じている」という人もいます。

怖くない方が怖い

「真光なんてからっきし信じていない」
「やめるのに何も不安なんかない」

もしそう言い切れるとしたら、自分の不安から目をそらしているだけなんじゃないですか?

いいんですよ。人間は弱いんです。
どんなに強い人でも、弱くなるときは必ずあります。
弱さを認めましょう。恥ずかしいことじゃない。

だって(元)信者だもの

信じていたからこそ、裏切られたときに腹が立つのです。
期待していなければ、恨み悲しみを積み上げることもありませんでした。

真光を信じていたこと。
裏切られたことに気づいてつらい思いをしたこと。

その気持ちはとても大事なものです。
それもまた、あなたの人生の一部だからです。
否定したり、無視したり、無理に捨てる必要はありません。

認めて受け入れてしまえば、意外とどうでもよくなるものです。
真光を信じていた頃の自分をバカにしたり、責めたりしない方がいいと思います*1
それもまたあなたの人生の1ページです。

*1:自分を責めて罰しても、ある種のごまかしであって、反省しているのとはまた別のことです

吉兆の鷲

ワシを見ました。
住宅街に舞い降りてくるなんて思いもよりませんでした。あんなに近くで見たのは初めてです。

頭から尾羽まで1メートルぐらいでしょうか。
大きくて強そうで、かっこいい!

なんだか幸先がよさそうです。

神社検定壱級の勉強がむずかしすぎて中だるみしていましたが、応援のメッセージを頂いたような気がします。
甘えを捨てて全力を尽くしていきます。

【神社検定のコツ】ネットで検索しろ【壱級】

スマホは使える

勉強中はスマホなどは遠ざけるべきと書いてきました。
理由は気が散るからです。
しかし、壱級の場合はスマホを使った方がいいかもしれないと思い始めました。

意外と使えない辞書類

分からない言葉はまず辞書を引いて調べるべきです。
しかし、特に壱級は国語辞書、古語辞典、歴史事典で検索しても載っていない単語があります。

こうなるとスマホで検索するしかありません。
しかし、個人が発信したSNSやブログなどは当てになりません。
私はコトバンクあたりをよく使います。
kotobank.jp

読めない漢字を手書きで入力するより、パソコンやスマホで入力して読みを探した方が早いこともあります*1

画像検索を活用する

辞書に載っていたとしても、文章だけではいまいちイメージが沸かないこともあります。

こういうときは画像検索の出番です。
お祭りや神社の写真なら個人でアップされているものがたくさんあります。
意外と入力した言葉とは違う単語での検索結果が示されるのでよく確認しましょう。

*1:教科書制作者に言いたいのですが、ふりがなの振り方が中途半端で可読性が悪いです。例えば「解斉」には「げ」しかありません。一部だけにしかふりがなを振らないというのはやめてほしいです。

【神社検定のコツ】神社巡りに行こう【参級・弐級】

丸暗記は非効率

神社検定の参級・弐級では様々な神社が取り上げられています。

行ったことのない神社はなかなか頭に入らないものです。
おでかけついでに参拝に行きましょう。

京都じゃなくても伏見稲荷はある

特に参級「神社のいろは」で取り上げられている神社はメジャーどころばかり。
八幡様やお稲荷さんを始め、多くの地域でお祭りされています。

近くの神社を検索しよう

www.jinjahoncho.or.jp
都道府県の神社庁のウェブサイトにはだいたい地域内の神社検索ページや一覧があります。
特に東京都神社庁は地図や路線名などのキーワードで検索できるようになっています。

例えば北海道には諏訪神社(長野)、愛宕神社(京都)、住吉神社(大阪)、熱田神社(名古屋)、出雲神社(島根)金刀比羅神社(香川)と多くの神社があります。

「うちの近くに春日様はないのねぇ。残念」
諦めるのはまだ早い。
神社名には入っていなくとも、ご祭神様単位では祀られていることもよくあります(ご祭神様や末社・摂社まで記載しているかは各神社庁によってまちまちです)。
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例えば茨城県真弓神社のご祭神様は大己貴命少彦名命
境内神社には竈殿神社(澳津彦命)・琴平神社(金山彦命)・阿夫利神社(石礙度売命)・厳島神社(市杵島姫命)・稲荷神社(倉稲魂命)・八幡神社(誉田別命)・秋葉神社(軻遇突知命)・天満宮(菅原道眞)・大杉神社(猿田彦命)・二十一社(21神)と多くの神社があります。
たった一社で教科書や神話に出てくる神様にたくさんお参りできます。

意外とデータベースとして使えるのがingressという位置情報ゲームのマップです(アカウントを作成する必要があります)。
https://intel.ingress.com/intelintel.ingress.com
気づかないような小さな祠やお地蔵さんレベルまでカバーしていることもあります。
【Ingress】ポータルやポケストップになりやすいもの・だめなもの – Yugioh Hack
ご近所さんを適当に巡って探すのも一つの手です。

ingressについて

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教科書を読んだり、ノートに何度も書いたりしてもなかなか覚えられません。
実際に参拝に行くのが一番。体験したことはなかなか忘れにくいのです。

楽しみながら覚えよう

ついでに、参級なら明神鳥居と神明鳥居がよく出題されます。こういうことも教科書片手に現物を確認しましょう。

社殿の種類は、神明造と大社造しか出題されないでしょうが「八幡様はやっぱり八幡造なんだなー」などと思いながら参拝するのも味わいがあります。
趣味の検定試験ですから出題されない事柄も楽しみましょう。
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