真光やめたら幸せになりました

真光やめるほどじゃないけど、ちょっと疲れたな。そんなときは一息つきましょう。無理にやめなくてもいいんですよ。

【神社検定のコツ】神社巡りに行こう【参級・弐級】

丸暗記は非効率

神社検定の参級・弐級では様々な神社が取り上げられています。

行ったことのない神社はなかなか頭に入らないものです。
おでかけついでに参拝に行きましょう。

京都じゃなくても伏見稲荷はある

特に参級「神社のいろは」で取り上げられている神社はメジャーどころばかり。
八幡様やお稲荷さんを始め、多くの地域でお祭りされています。

近くの神社を検索しよう

www.jinjahoncho.or.jp
都道府県の神社庁のウェブサイトにはだいたい地域内の神社検索ページや一覧があります。
特に東京都神社庁は地図や路線名などのキーワードで検索できるようになっています。

例えば北海道には諏訪神社(長野)、愛宕神社(京都)、住吉神社(大阪)、熱田神社(名古屋)、出雲神社(島根)金刀比羅神社(香川)と多くの神社があります。

「うちの近くに春日様はないのねぇ。残念」
諦めるのはまだ早い。
神社名には入っていなくとも、ご祭神様単位では祀られていることもよくあります(ご祭神様や末社・摂社まで記載しているかは各神社庁によってまちまちです)。
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例えば茨城県真弓神社のご祭神様は大己貴命少彦名命
境内神社には竈殿神社(澳津彦命)・琴平神社(金山彦命)・阿夫利神社(石礙度売命)・厳島神社(市杵島姫命)・稲荷神社(倉稲魂命)・八幡神社(誉田別命)・秋葉神社(軻遇突知命)・天満宮(菅原道眞)・大杉神社(猿田彦命)・二十一社(21神)と多くの神社があります。
たった一社で教科書や神話に出てくる神様にたくさんお参りできます。

意外とデータベースとして使えるのがingressという位置情報ゲームのマップです(アカウントを作成する必要があります)。
https://intel.ingress.com/intelintel.ingress.com
気づかないような小さな祠やお地蔵さんレベルまでカバーしていることもあります。
【Ingress】ポータルやポケストップになりやすいもの・だめなもの – Yugioh Hack
ご近所さんを適当に巡って探すのも一つの手です。

ingressについて

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教科書を読んだり、ノートに何度も書いたりしてもなかなか覚えられません。
実際に参拝に行くのが一番。体験したことはなかなか忘れにくいのです。

楽しみながら覚えよう

ついでに、参級なら明神鳥居と神明鳥居がよく出題されます。こういうことも教科書片手に現物を確認しましょう。

社殿の種類は、神明造と大社造しか出題されないでしょうが「八幡様はやっぱり八幡造なんだなー」などと思いながら参拝するのも味わいがあります。
趣味の検定試験ですから出題されない事柄も楽しみましょう。
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飾りじゃないのよ教祖は

あほ面教祖と言われて

当ブログでもカリスマが足りないとか、顔に締まりがないなどとクサしてきた三代目。

人口減によって神社ですら40%がなくなり、寺や大手新宗教も盤石ではない未来が見える中、果たして彼は無事教団を運営していくことが出来るのでしょうか?
教団にとっては今の方がよっぽど「経営が火の洗礼」と感じてるかもしれません。

真光の正式な信者数は分かりませんが、まだそれなりに人数がいるでしょう。
知ってたら誰か教えてください。

真光は老舗

起業しても10年以内に9割が倒産すると言われている中、真光は60年も続いています。
分派した1978年で起算しても41年です。企業としては老舗と言えるでしょう*1

真光は教祖への人物崇拝が強いように見えます。
しかし、代替わりを経て長続きしているということは、組織として運営が出来ているということです。

教団の顔である教祖が有能である必要はありません。有能な部下を抱えることができればよいのです。
教祖のことばかり見て、真光が組織であるということを忘れてはいけません。

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飾りでいいのよ教祖は

彼の周りには、2代目を支えてきた優秀な幹部達がまだ残っているでしょう。
彼らにとって崇拝の対象はあくまでも2代目です。
新しい有能な教祖など必要ありません。無能の方がむしろ都合がいいのです。

スケープゴート

真光の特徴としてスケープゴートを利用することが挙げられます。
例えば2代目は初代をスケープゴートにしました。
崇教真光創始者は2代目恵珠氏であり、彼女が育て上げた教団です。
しかし分派前の光玉氏が批判対象の中心となっていました。

今は三代目自身がスケープゴートとなっているのです。

院政

3代目を名目上は教祖にして矢面に立たせ、その実質は自分たちの思いのままに動かす。
実態は院政や傀儡政権と呼ばれる状態でしょう。

3代目をバカにしても憎しみは真光を利するだけ。
ただのお飾りであり、動かしているのは周りの人間達なのですから。
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【神社検定のコツ】ノートにまとめるな

ノートを取るという呪縛

学校の授業は板書が基本です。
ノートをきちんと取っているか、先生にチェックされたことありますよね。
してない人はよく怒られていたものです。

しかし資格試験では、この「勉強=ノートにまとめる」という常識が足を引っ張ります。

ノートにまとめるのはただのムダ

必要なことは全部教科書に書いてあるので、ノートに書くこと自体がムダです。
教科書にはラインを引いて、余白にちょっと書き込みでもすれば十分です*1

ノートの弊害

最大の弊害は、勉強したような気になってしまうこと。

ノートにまとめること自体が目的になってしまい、肝心の勉強がおろそかになることがあります。
むずかしく言うと「手段の目的化」です。

きれいなノートに意味はない

多色ペンを使い分けてカラフルにしたり、きれいにまとめている方もいます*2
もはやきれいなノートを作ること自体が目的になっていませんか?

理解して、覚えるためにノートを使うのです*3

そもそも教科書を読んだだけで、要点がどこか分かりますか?*4
授業と違い、先生が解説したり、ポイントを教えてくれたりするわけではありません。
これではまとめようがありません。

基本は問題集

本当に大事なところは、過去問で出題された部分です。
何も分からなくても問題集を解いて、教科書にマーカーを引くのです。

そして間違えたところはさらっと要点をまとめます。
ここで初めてノートが必要になります。

私が実際にノートに書いたのは

釈日本紀 しゃくにほんぎ-卜部兼方 日本紀の家」
「三枝祭-大神氏」

という程度です。色ペンは使いません。

似たもの同士は比較してまとめましょう。
斎院と斎王、多賀大社伊弉諾神宮あたりは最後までなかなか覚えられませんでした。

教科書にはいらないことも書いてある

教科書には重要度の濃淡があります。
本当に要点だけ書いたら、単語の羅列や箇条書きだらけになってしまい、内容が理解できません。

例えば弐級の「神社のいろは 続」には歴史や仏教の解説も書いてあります。
それがないと理解できないからです。

しかしあくまでも神社検定は正式名称の通り「神道文化検定」なのです。
神道と仏教との関係」は非常に重要ですが、「仏教そのもの」の試験ではありません。
神道の歴史」がテーマであって、「歴史」の試験でもありません。

目的が何かを忘れると無意味な勉強をして時間を浪費します*5
基本を押さえましょう。

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*1:というと教科書の余白にびっしり書き込んで、教科書をノートにしてしまう人もいるそうです。違う、そうじゃない

*2:女性に多い印象があります

*3:東大生のノートは美しいなんて書籍がヒットしたのもよくなかった。

*4:

*5:無意味にサブテキストを増やすとか

【書籍】神社本庁とは何かー「安倍政権の黒幕」と呼ばれて

神社本庁は安倍政権を操っている?

神社本庁とは何かー「安倍政権の黒幕」と呼ばれて

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  • 作者:小川 寛大
  • 発売日: 2018/12/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
日本会議黒幕論のついでに、秘密結社のように思われつつある神社本庁についての本です。
著者の著者の小川 寛大氏は季刊「宗教問題」編集長を務める宗教ジャーナリスト。
宗教問題 24:宗教界からの#MeToo

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  • 発売日: 2018/11/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
神社本庁は実際にはどんな業務を担っているのか、神社本庁と各神社はどのような関係なのか、などの説明がわかりやすく書かれています。

神主はくわん主(食わん主)

公開されたデータを元に、神道界は儲からないどころかワープアであり、他の新宗教や仏教ですら安泰とは遠い状況だそうです。
神社本庁は組織としてのまとまりもなく、当然何かを操るような力はありません。

神仏習合の実態

さて、中盤の神道史は、神社検定弐級に合格したおかげで内容がよく理解できました。
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神仏習合とは

神道が仏教に取り込まれた姿」(P66)

という下りはなかなか衝撃的で、「本地垂迹ほんじすいじゃく*1」の捉え方が変わりました。
その反発が幕末の国学の興りにつながり、神仏判然令が過激な廃仏毀釈に変貌していったんだなあ、とまた理解が深まりました。

知られざる国家神道の実態

よく批判の対象となる国家神道も、江戸時代の時点で組織力も金もなく「伊藤博文ら明治政府のリーダーは、神道の価値をあまり認めていなかった」(P81)とばっさり。

これは単なる非難や悪口の本ではありません。
神社本庁は本業に取り組め」(P189)という批判には神道への愛情を感じました。

陰謀論は売れる


みんな、つまんない真実より面白い嘘がほしいんですよ。
だからカルトはなくなりません。
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*1:仏様こそが神道の神様の本当の姿という説。詳しくは unlearn-mahikari.hateblo.jp

【神社検定のコツ】テーマは何かを見極める

テーマは大事

受験要項にテーマが書いてありますので、これは必ず確認しましょう。
意外と基本的なことは忘れてしまいます。

例えば2017年の参級の指定テキストは「神話のおへそ『日本書紀』編」でしたが、出題範囲は第1章から3章までと明確にされています。
手元に資料は残っていませんが、テーマは「神社の基礎と神話」だったかと思います。

第4章は「『日本書紀』が伝える歴代天皇の事跡」で重要なエピソードはあるものの神話要素は薄く、どちらかというと歴史です。
5章は「歴史の中の『日本書紀』」なので神話要素は0です。

弐級あたりからは「今回のテーマは何かな?」と考えながら勉強するのがお勧めです。

そういう意味では、皇室は早めにざっくり読んでおくといいですよ。
お値段はかなりしますが、図書館に置いていることが多いです。

神社検定公式テキスト10『神話のおへそ『日本書紀』編』

神社検定公式テキスト10『神話のおへそ『日本書紀』編』

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弓神事と平常心

弓矢で五穀豊穣

先日お参りした神社で弓神事が行われました。
五穀豊穣を祈願したり、農作物のできを占ったりするそうです。

弓道自体は特に関心はなかったのですが、お祭りですから見てきました。
意外にも人は多く、隙間からのぞくのがやっとです。

着物に袴姿の老若男女。男性は左肩を出し、女性はたすき掛けをして準備。
神様の前で演武するだけあって、大会などで結構な成績を収めてる方々です。

一意専心に狙いを定める姿は美しいものです。
最初は若い方が的を射り、当たるたびに歓声と拍手があがります。

心の乱れ

最後から2番目の中年男性は2回連続で外してしまいました。
見に来ていた子供たちは退屈してしまったようで、不満を言い始めました。近い距離なのでご本人にも聞こえていたはずです。

アナウンスで間をつないだり、周りの人が心配して声をかけたりしていました。
うしおさんは「ああやって気を遣われると逆に惨めになる」と言っていました。

精神が乱れてしまったのか、その後も矢が当たることはありませんでした。

最後から2番目ですので、本来なら彼はかなりの腕前のはず。
それでも、ああなってしまう。
心が乱れるとは恐ろしいものです。

か弱そうなおばあちゃん

最後は小柄でかなりご高齢のおばあさんでした。
「こんな弱そうなおばあちゃんがしんがり?」
と思いきや鋭い殺気をたぎらせていました。試合中の伊調馨みたいな感じですね。

こんな乱れた雰囲気の中、相当やりづらいはずなのに、彼女の心にはさざ波一つありません。
紛うことなき武人。迷いのない姿でした。

桁外れのスピードで放たれた矢は、ズドーンと的を射ました。
まるで特殊効果バリバリの映画でも見ているようです。この迫力は実際に見ないと分からないでしょう。
あんな豪傑のおばあちゃんを見たのは初めてです。

彼女は打ち割られた的を見て喜ぶそぶりもなく、拍手に満たされた中、何事もなかったように礼をして去って行きました。*1

あのおばあちゃんの心の強さを見習いたいものです。

*1:武道は詳しくないのですが、剣道などは試合に勝っても喜んではいけないと聞いた事があります。